家族のためにお金を使うことには慣れていても、「自分のために自由に使えるお金」は意外と後回しになりがちです。

40・50代からは、家計を守るだけでなく、自分の人生を楽しむための「自分専用の自由資金」を意識して準備してみませんか。

「家族のお金」と「私のお金」は、分けて考えていい

子どもの教育費、住宅費、保険、食費など、40・50代になると家計には自分以外のための支出がたくさんあります。

さらに、親の介護やサポートが必要になるなど、これまでとは違うお金が必要になることもあります。

その一方で、「自分のためのお金は、家族のことが落ち着いてから」と考えてしまう女性も少なくありません。

でも、人生は家族のためだけにあるものではありません。

旅行に行く、趣味を楽しむ、学び直す、少し心がときめくものを買う。あるいは、これからの働き方を考える。

そんな「これからの私」の選択肢を増やすためのお金があってもいいのです。

自由資金は「娯楽費」ではない

ここでいう自由資金は、単なるお小遣いではありません。

家族の生活費や将来のための資金とは別に、自分自身の意思で使えるお金。

「何のために使うか」を最初から決めなくてもいいからこそ、人生の変化に合わせて自由に使える資金です。

まずは「いくらあれば自由になれる?」を考える

金額よりも「目的」を決める

最初から100万円、500万円と大きな目標を立てる必要はありません。

大切なのは、「このお金があれば、私は何ができるだろう?」と考えること。

たとえば、

・年に一度、自分のための旅行をする

・新しい資格や習い事に挑戦する

・趣味の道具や好きなものを買う

・働き方を変えるときの備えにする

・いつかやりたいことのために貯める

など、自分自身の「やりたい」を具体的にしてみましょう。

家計とは別の「自分口座」をつくる

おすすめなのは、生活費や貯蓄とは別に「自分専用の口座」を用意すること。

毎月5,000円でも1万円でも、給与などの収入が入ったら先に移します。

月1万円なら1年間で12万円。5年間続ければ60万円です。

「余ったら自分のために使う」のではなく、「先に自分の未来へ移す」。

この小さな仕組みが、自由資金をつくる第一歩になります。