秘策は「ほんのり幸せ」

「めちゃくちゃ楽しくて幸せ」という感情を抱きながら子育てをしているママはとても良い環境で子育てをしていると言えますが、みんながそのような気持ちで子育てをしているとは限りません。

頑張ってめちゃくちゃ幸せな気持ちに持っていこうとしても、疲れてしまい途中で断念なんてこともあり得ます。

そこでオススメなのが「いつもほんのり幸せだという気持ち」でいることです。

常に「すごく幸せ」な気持ちでいるのは難しいですが、「ほんのり幸せ」な気持ちを維持するのはハードルも低く何となく出来そうな気がするもの。

しかも「子どもが伸びるがんばらない子育て」の著者、山本さんによれば、「ほんのり幸せ」な気持ちの状態が「子どもの世話が可能な、気持ち的に余裕のある状態」なのだそう。

いつも「ほんのり幸せ」な気持ちでいれば、いざ気分が落ちてイラっとすることがあっても怒らず耐えられるのだそうです。

つまり頑張って気持ちを高めるのではなく、「ほんのり幸せ」な「普通」を維持すること。そこに集中した方が効率的だと言います。

「ほんのり幸せ」な気持ちを維持するには

子どもの成長に必要なものは「適度な食事・睡眠・清潔・愛情」ですが、それは子どもだけに必要なものではなく、大人にも必要な要素です。

親が持っていないものを子どもに与えるのは難しく、だからこそまずは子どもの世話をするママが「適度な食事・睡眠・清潔・愛情」を補充すべきで、毎日元気でいることが、「ほんのり幸せ」な気持ちを維持するポイントだと言います。

ママが元気であれば、子どもの変化にも気づき、適度なお世話も無理なくできるというもの。まずはママが環境的に満たされ、元気でいることを心掛けましょう。

このように、「ほんのり幸せ」な気持ちでいることが子育てにおいては良い状態であることが分かりますが、それはママの元気が子どもの幸せにつながることを意味します。

頑張り過ぎず、疲れた時は休み、たまにはリフレッシュをしながらママが活き活きと元気でいれば、おのずと子育てもうまくいくもの。

頑張り過ぎていると気づいたら、そっと力を抜いて深呼吸をし「ほんのり幸せ」を意識してみませんか。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。