今年も残すところ約1ヶ月!年末は「クリスマス」や「お正月」などのイベントが目白押しで、ママにとっては1年で最も忙しい時期となります。
そんな忙しい時期に頭をよぎるのが「年末の大掃除」。
考えるだけでため息が出てしまいますが、普段できない箇所を綺麗に掃除して、家族みんなで気持ちよく新年を迎えたいと思うママは多いはず。
そんな気持ちとは裏腹に、大掃除はしたいけれど忙しくてなかなか手が付けられない・・・かと言って家事代行は高いし・・・がママ達の本音ではないでしょうか。
そこで今回は、忙しいママにオススメな「大そうじ」ならぬ「小そうじ」についてお伝えします。
大掃除実施率はここ7年で1割減少!
花王株式会社は20歳~69歳の既婚女性1000人を対象に「2017年の年末大掃除に関する調査」を実施したところ、約8割の人が「普段やらない場所まで掃除したい」と思っていることが分かりました。
実施するかしないかは別として、「大掃除を実施したい」と考える人が多いことが分かりますが、実際の実施率はここ数年でどう変わってきているのでしょうか。
実施率で見たところ、2011年が66%であったのに対し、2017年は57%という結果になりました。ここ7年間で約1割減少していることが分かります。
さらに大掃除をしなかった理由を見てみると「普段からこまめに掃除しているから」が33%、「年末忙しくて時間がとれない」が32%となっており、この2つが大掃除をしない2大要因となっているようです。
手間が掛かり時間も掛かる「大掃除」は、忙しい現代人にとって大きな負担となっていることが分かりますが、時間も労力もお金も使わず簡単に済ませる方法はないのでしょうか。
ママ達が求めているのは「効率的な時短」
したいとは思いつつもなかなか出来ない「大掃除」。忙しくて時間が取れないママ達が求めるのは何でしょうか。
年末の大掃除で知りたい情報を聞いた調査結果は「効率よく行う時短大掃除の仕方」が52.8%、「プロのお掃除並みにきれいになる大掃除の仕方」が44.1%となっています。
最近では時短できる大掃除の方法もたくさん紹介されつつありますが、筆者も「【大掃除】ここまで進化!ずぼらママにおすすめの「ほったらかし家電」4選」で、時短できる大掃除の方法をご紹介しました。
こういった便利な家電を使うのも1つの方法ですが、普段からひと手間加えた掃除を習慣化するのも1つの方法です。
例えば、キッチンのシンクや換気扇まわりは、毎日の食器洗いとセットにして一緒にふき取るようにし、トイレにはお掃除シートを常に置いておき、トイレ使用後は、ついでに拭いてしまえば、大掃除の時に大変なことはありません。
また、キッチンのレンジまわりも、吹きこぼれなどをそのままにせず、都度きれいにふき取ることを習慣化したり、バスルームも水垢を溜め込まないよう、掃除道具を常に置いておき、気付いた時にサッと掃除することを習慣化すれば、大掃除をしなくて済むようになります。
それでも窓ガラスや網戸などは残りますが、これまで大掃除の箇所としていたキッチンや水まわりがお掃除しなくて済むようになるだけでも時短にはなりますね。