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揚げ物といえば、唐揚げやコロッケ、とんかつ、エビフライ、天ぷら。これらの揚げ物調理の頻度は、共働き世帯の中ですべて減少傾向にあることが調査で発覚!
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パナソニック株式会社エコソリューション社の2018年4月の調査によると、10年前と比べて揚げ物の調理頻度が大幅ダウン。特にコロッケは45.8%ダウンし、エビフライは39.7%ダウン。唐揚げは最も減少が少なく18.9%ダウンに。
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理由は調理後の後片付けの手間、キッチンの油ハネ汚れの落ちにくさ、レンジフードがすぐに汚くなると、調理後の後片付けと掃除にあることがアンケート上位に上がっています。
でも、手作りの揚げ物ニーズは多く、「理想を言えば自宅でも、もっと手作りの揚げ物を楽しみたいと思っている」と答える人が67.7%も! きっと「子どもやパパが唐揚げやコロッケ、とんかつが大好物」で、ママとしてももう少し揚げ物頻度を増やしてあげたいのだけれど……というのが本音では?
そこで揚げ物調理後の掃除を少しでも楽にするためのちょっとした工夫を、揚げ物調理を得意とする料理研究家と掃除のプロの方の両方に聞きました!
料理研究家が教える!掃除を楽にする揚げ物調理のワザ
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まずは、料理研究家で栄養士の阪下千恵さんに、揚げ物調理後の掃除を楽にする調理のワザを教えていただきました!
阪下さん自身も、普段、油を揚げた後の片付けに少し面倒さを感じることがあるそうで、自ら行っている対策だそうですよ。
1.揚げ物用の鍋は揚げ物専用を用意
阪下千恵さん(以下、阪下)「フライパンなどで作るとその都度、油をすぐに片付けないと他の調理に使えなくなるので、揚げ物用の18cmくらいの専用鍋を用意して、収納する位置も出し入れしやすいところと決めています。
またフライパンなどでは、広く浅くなってしまって意外と油の量を使うことが多く、片付けも大変ということもあるので、小さめで軽い揚げ鍋にすると片付けも楽です」
2.油ハネは使い捨てのお掃除シートですぐに拭き取る
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阪下「洗剤などを使わなくても、油汚れが取れるお掃除シートですぐに拭き取ればたいていの汚れは落ちます。拭くのにも、物をどかすひと手間があると大変なので、できるだけコンロ周りには物を置きすぎないこともポイントです。
ただし、拭くのはしっかりコンロが冷めてから。危険なので熱い油の入った鍋を置いたまま掃除はしないようにしてくださいね」
3.換気扇には市販の不織布タイプのカバーをしてこまめに交換
阪下「一番汚れるのが換気扇。カバーをして汚れを防止します。不織布でおおわれていないところは、お掃除シートで最後にさっと拭くようにしています」
4.油の片付けは固めるタイプの油処理剤を
阪下「しみこませるタイプだと場所もかさばり、油の量によっては吸収しきれないことも。固めるタイプを使い、すぐに固めてビニール袋で2重に包んで捨てます」