ホーロー(琺瑯)

特徴

優れた耐久性、耐熱性、耐酸性があります。表面がガラス質なので、においがつきにくく、カレーやシチューの煮込み料理に最適です。

日常のお手入れ法

 

使用後は、お湯にしばらくつけて汚れをやわらかくし、中性洗剤をつけたスポンジなどで洗い、すすいでください。

焦げついた場合、ホーローは表面にガラス質を焼き付けたものですので、硬い物、尖ったものでこするのは避けましょう。

着色汚れについては程度にもよりますが、重曹を使用したり、強めの酢水を煮たたせ一昼夜程度放置(臭いに注意)をすると表面のガラスが若干溶けることにより表面がきれいになる場合があります。

また、軽微な着色よごれの場合は「メラミンスポンジ」でこするのも効果的です。鉄鋳物製にほうろう加工を施した製品についても同様です。

ステンレス

特徴

耐久性が高く、長時間使用しても材質自体はほとんど劣化しません。ステン(錆)レス(無い)の名前の通り錆びにくく、手入れが簡単で衛生的です。

日常のお手入れ法

使用後は、中性洗剤で洗いよくすすいでください。

ステンレスは上手に使えば、長持ちします。錆が発生した場合、ステンレス鋼は「錆びにくい金属」のため、鍋本体からの「錆び」ではなく、水道水に含まれる、カルシュウムや塩分、鉄分が付着してできる「もらい錆び」という現象です。

比較的初期の場合は、軽く拭き取るだけで取れますが、しばらく使用した後であれば、錆びの部分を軽くふき取り、その部分が浸る程度のお湯に10%程度の食酢かクエン酸を入れてしばらく放置して下さい。その後、通常の中性洗剤で洗い落とすと効果的です。

焦げついてしまった場合は、焦げを落とすときに、金属製の道具等でがりがりすると傷が付いてしまうので避けてください。

ぬるま湯を鍋に張り、食酢大さじ2程度を加えて様子を見ましょう。それでもやわらかくならない場合そのままとろ火で加熱してください。汚れがやわらかくなり、落しやすくなります。

特徴

鉄やアルミよりもさらに熱伝導が良く、昔から料理や製菓など業務用としても活躍しています。

殺菌作用があり、衛生的に優れた素材としてもよく知られています。熱伝導が良く、まんべんなく火が通りやすいので、焦げ付きやすいジャムや、焼き目を綺麗につけたいパンケーキや玉子焼きにも適しています。

塩や塩素に弱いため、10円玉でも解るように、黒く変色していきます。長時間料理を入れておくと味や色が変化する場合がありますので、調理後は直ぐに別容器に移し替えましょう。

日常のお手入れ法

使用後は、中性洗剤で洗いよくすすいでください。

鉄やステンレスよりやわらかい素材のため、金属たわしの使用や力任せに洗うとすぐに傷ついてしまうので避けてください。

また、水分を完全に取りのぞき乾燥させてください。空気中の水分、酸素でも変色していますが、銅についてはそれら自然に変る色も魅力のひとつです。

錆びてしまった場合は、銅の錆は「緑青(りょくしょう)」と呼ばれ、過去は毒性があるとも言われていましたが、現在は毒性が無い事が認められています。緑青(錆)が発生した場合は目の細かいサンドペーパー等でこすり取り除いてください。

普段からも素材別に正しい取り扱いをしたいものですが、焦げつきや錆びつきなども、それぞれに対応の仕方が異なりますので、参考にしてみてくださいね!

フォトギャラリー【画像】ホーロー鍋、スキレット、フッ素樹脂加工…調理器具のお手入れ法を再確認!