動物を店番にしているお店
小犬店長のポニョ
精巧なぬいぐるみかと思ったら本物の犬でした。
みんな足を止めて撫でていきます。めちゃくちゃ効果的な客寄せだ!
猫の店番もいましたよ。「この猫はいくらですか?」って聞く人、絶対にいそう。
美人(Beauty)、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast)を使うと効果的な広告を作れるという「3Bの法則」がありますが、この法則はフリマでも通用するかもしれません。
しょーもないガラクタでも、美女が売ってたら多分買っちゃうもんなぁ…。
家具・家電のお店
大型家具が並ぶこちらのお店。
デカイ商品ばかりなので、かなり目立っています。
普段はリサイクルと引っ越し業を営んでいるご主人。
毎週日曜にフリマにきているそうです(雨の日は、木製の家具がふにゃふにゃになってしまうので避けるとのこと)。
配送にも対応しているが、他の出店者が購入し、そのまま車に積んで持って帰ることも多いのだそう。
売れ行きはどうですか?
ぼちぼちだね。売れる日は売れるし、売れない日は赤字だよ。
えっ? 赤字の日もあるんですか?
2ブース使ってるから出店するだけで1万円くらいかかるし、八王子から来てるから高速代もかかるしね。
売れる時期、売れない時期などありますか?
3〜4月は売れないね。引っ越しの繁忙期だから。引っ越しといっしょに大型家具を処分する人がいるでしょ。そうすると家具を売る出店者が増えるから目立てなくなるんだよ。だから売れ行きが悪くなる。
なるほど。フリマにおいて「目立つ」という要素は重要なんですね。動物に店番を任すお店も同じ理由なのかも。
ノートパソコンの専門店
パソコンがずらりと並ぶこちらのお店。中古パソコンやジャンク品を扱う店は他にもありましたが、専門店はこちらだけでした。
パソコンには電源が入っていて、ディスプレイが光っているのでかなり目を惹きます。
ご主人とお父さんと3人で店を切り盛りしているという奥さん。フリマ歴はなんと10年以上! パソコンが普及する前はオーディオを売っていたらしい。
売上アップのコツなどありますか?
場所取りには気を遣いますね。人目につきやすい「角」をとるんです。「ブース指定券」を買うと、1ヶ月間、指定したブースを確保できるんですよ。
パソコンの電源はどこからとってるんですか?
電源はこの店の真上にとめてある車からです。車からコードをおろしてます。なので、駐車スペースも毎回おなじところを確保してますね。
さすがベテラン! 立体駐車場の特性をうまく利用してますね。
「毎週出店しているので、もし保証期間中に不具合があった場合は、持ってきてくれれば修理などで対応できますよ」とのこと。良心的なお店だなぁ・・・。
鉄道グッズの専門店
400店舗ある中でもっとも異彩を放っていたこちらのお店。
JRからの正規ルートで仕入れた鉄道グッズを販売しているとのこと。
親子で出店。顔がそっくりですね
どのような人が買っていきますか?
知り合いの鉄道マニアが買ってくれることが多いですね。平日は雑貨屋をやってるので、店の専用の掲示板で告知すると来てくれます。
なるほど。ネットを活用してるんですね。ちなみに今日は知り合いの方は来られましたか?
今日はひとりも来てないんです。あまりにも暇なのでさっきちょっと寝ちゃいました。今は息子に検品を手伝わせてるところです。
息子さんはおいくつなんですか?
16です。
えっ!? めっちゃ若い! 本当に?
スッ…(ポケットから学生証を取り出して見せてくれた)
そこまで疑ってないから大丈夫ですよ!
鉄道の知識が豊富な、楽しい親子でした。
ご主人は「鉄道とドイツが大好き」と言っていたので、鉄道やドイツが好きな人はぜひ行ってみてください。きっと会話が弾むはず!
まとめ
普段、家の中で孤独に記事を書いている僕にとって、フリマの出店は刺激的でとても楽しかったです。
今度はもっといらない商品でチャレンジして、売上0円を記録してギネスに載りたいと思います!
大井競馬場のフリマは毎週土日に開催されてるので、まだ出店したことのない人はこれを機にチャレンジしてみてください。
商品が売れるとうれしいし、きっと楽しい時間を過ごせますよ!