さぁ、お台場を滑りぬけよう!!

遂に私にも滑走順が回ってきた。上手く飛出せるだろうか? 上手く距離を出せるだろうか? 冬季オリンピックのスキージャンプ選手のような心境である。

今回は撮影に『Go Pro』を使ってみた。
(今回取材のために特別に貸してもらったもの。ありがとうございます!!)

憧れのGo Pro初体験。ボタンも少なく非常にシンプルなデザインなので、本体の操作はそれほど難しくない。自撮りが出来るように、角度の調整が可能なスティックまでつけてもらった。

しかし、ちゃんと撮影できるのか? その前に片手にGo Pro、片手に浮き輪で飛び込むのはかなり厳しいのでは……? ドキドキしながらも意を決して飛び込む!!

スタート!
バッシャーン!!

浮き輪がエアバックの役割を果たしてくれたものの、身体を打ち付けた衝撃で頭が少しクラクラ。もっとソフトに着地すれば良かった。しかし、おかげで推進力はなかなか。止まることもなくスーッと進む。

角度のある場所だと体感速度はかなり早く感じる。そして自分の上にはお台場の空が広がる! 素晴らしい爽快感だ。

そして、水しぶきのひと粒ひと粒まで映し出すGo Proの素晴らしいことよ。水滴が付いてしまったのが残念だが、滑走中でもブレずに撮影できる。

折角なので、コマ撮りした画像を繋げてタイムラプス動画を作ってみた。

……Go Proさんに怒られないうちに、動画を削除した方が良いか悩むレベルの仕上がりになってしまった。

だが、初めてGo Proを触り、初めて無料動画編集ソフト「GoPro STUDIO」を使った私にでも、ここまで出来るのである。あと数回滑れば撮影も安定して、かなりエクストリームでエキサイティングな映像が撮れたに違いない。非常に残念だ。

ということで、残念な動画になってしまったのは私の技術が未熟であるがゆえで、Go Proには全く問題がないことを再度アピールしておきたい!!

<上手く滑るためのコツ:追加>
・撮影しながらの体験はとても難しい(片手着地はハードモード過ぎる) ←New!

<スライド・ザ・シティ 注意点>
(1)周りに注意
なかなか滑れないで立ち止まっているところに、後ろから人が突っ込んでくることがある。気を付けよう。逆に、勢いがついて止まれなそうであれば「危なーい!!」と、前にいる人に一声かけてあげるのもいいかもしれない。

渋滞中

(2)たまにすごく滑る
途中で止まってしまい、体勢を立て直すために一度立ち上がろうとする、その時が危険。非常に滑るのだ。

綺麗なお姉さんたちが「きゃ~、すべるぅ~」と、キャッキャしているのを見るのは良いのだけれど、転んで頭を打ったりしたら大変! 直立せずに中腰くらいが安全かもしれない。

(3)300メートルは意外に長い
日本で一番長いウォータースライダーは、266.5メートルらしい(福井・芝政ワールド/トリプルザウルス)。「スライド・ザ・シティ」 は、それよりも長い300メートル。自分で助走をつけながらのスライドは結構体力を使う。

そして、300メートル滑るということは、300メートル戻ってこなければいけないということでもあるのだ……。身体が濡れていることに加えて、あまり気温が高くなかったこと、夕方だったこと、海風が吹いていたこともあって、ちょっと寒かった。

晴れた暑い日であれば、冷えた身体に日差しが心地よいに違いない。