4.いつでも身綺麗にしておく

ヘアメイク、ファッションなど、見た目を綺麗にしておくことは大事です。ここでいう綺麗とは、身綺麗にしておく、ということ。清潔感があって、そばにいる人に不快感を与えず、きちんとしている印象を与えられたら◎です。

それとは逆の印象を与える状態だと、そもそも女友達としてカウントされない恐れも。スタート地点に立つためにも、見た目を整えることはサボらないようにしましょう。

5.サバサバした人でいる

言いたいことははっきり言う(ただし、使う言葉は熟考した上で)、執着心がない、気持ちの切り替えが早い、笑うときはアハハ! と豪快に笑う…など「サバサバした人に見える」っぽい要素のうち、自分に合うものを実行に移します。

この「サバサバ感」があると、彼は安心してあなたを「女友達枠」に入れることができるのです。何しろ性格の良さや付き合いやすさがにじみ出ているから。「(彼にとっての)関わりやすい人、一緒にいて楽しい人」になるのを目標にして。

6.良き味方になる

彼の全面的な「味方」になりましょう。彼が落ち込んでいるとき、つらいことがあったとき、窮地に陥ったとき…純粋な味方になってあげるのです。

味方とは見捨てない人であり、理解者であり、仲間、チームの一員。そんな意識を持って、ときに励ましたり、背中を叩いたり、彼が間違っているときは諭したりと、フラットな視点を持って関わることです。

メリット、デメリット、その先にあること

あらゆる物事にメリット、デメリットがあるように、「男友達からの彼氏化」にも良い点とそうでない点があります。なんといってもメリットは、相手とのつながりが切れにくいこと。

友達と恋人であれば、後者のほうが物理的、心理的距離感が近いため、何かあったときに切れやすいのです。自身の人生経験をもって、そう感じる方もいるのでは。よほどのことがない限り、細く長く関わり続けられるのは、友達という間柄だからこそ。

一方で、デメリットもあります。彼とあなたが友達でいる時期に、彼に「恋愛対象として好みの女性」が現れた場合は、もうどうしようもできません。抗いようがない事態です。自分は恋人にはなれない、けれども女友達としての関係は続く、ということです。

それはいつしか、女友達枠から恋人枠へと移る可能性を秘めています。何と言っても、一緒にいて楽しく、楽ちんで、信頼のおける相手で、長いこと交流が続いている。それだけ「有利」であり、何かあれば恋人枠へスッと移れるポジションにいるのだと理解して。

多少時間のかかる方法ではありますが、大事にしたい人だからこそ、関係をたやすく壊すことなく、じっくりと仲を育んでいけるのは間違いありません。

相手の本質や人間性の深部までも見ることができる、おすすめの方法です。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。