会議室でおとなしく映像を鑑賞するカッパ

気持ち悪いけどカワイイ!?
リアルすぎるカッパが登場

さらに廊下ではカッパに遭遇!! 手足の鋭い爪がリアルだ。

ヤバい、カッパに襲われちゃう!? 一瞬、身構えるものの、カッパはまっすぐ子供のところへ。子供が大泣きする中、妖怪といえど若い方がいいのねと、若干嫉妬心を覚えながら、展示会場へ。

カッパにはもてないかもしれないけど、「若いだけじゃ渡れない橋もあるんだぜ」と(心の中で)5歳児に捨て台詞を吐いて31階に向かう。

18歳未満立ち入り禁止。
R18のあやしげなお部屋

この日は「YOKAI TOUR Ⅱ」展とは別に、「特設 YOKAI ROOM TOUR」という1日限定展示の展示会が開催されており、『拷問遊園地』と、『妖怪四十八手』というテーマの2部屋は、18歳未満は入れないのである。

成田朱希&フレンズ(さかもと未明、森馨、衣、三浦悦子、藤波理恵子)による「拷問遊園地」。

北野千草による「妖怪四十八手」。

暗闇の中、妖しげな赤い光に浮かび上がる人形や絵画。エロティックなだけではなく、グロテスクでゾッとするような薄気味悪さがあった。

部屋に潜む謎の存在たちに恐怖!

暗いホテルの部屋に……誰かがいる!!!

エロティックな芸術作品を愛でたあとに向かうのは、真っ暗な廊下。ペンライトを渡されて恐る恐る進む。

ある部屋に入るよう促され、足を踏み入れる。照明は落とされ、眼をこらしてようやく物の形がぼんやりと分かるくらい。

ふとベッドに目をやると……

誰か寝ている……!!

てっきり無人だと思い込んでいたので、心臓が止まるかと思うほど驚いた。いつむくりと起き上がってくるか、ドキドキしながら映像を見る。

壁には近藤啓二による短編映像上映作品「エニグマ」が流れている。この作品、実際にあった怪奇話を元にしているそうで、ベッドの謎の人物も相まって相当怖かった。

その他にもべったりと手形が付いていたり…

福田浩子による「百物語」

バスルームの扉に人影が見えたので、扉を開けたら人形がいたり……。

写真ではやや明るく写っているが、実際はめちゃめちゃ暗い。まるでホテルの部屋を使ったお化け屋敷のようだった。