「キルラキル」、「魔法科高校の劣等生」、「ガンダム Gのレコンギスタ」など数々の人気アニメの主題歌を担当したGARNiDELiAがインディーズ時代の楽曲を再レコーディングしたベスト盤「BiRTHiA」を間もなくリリース!  

さらに都内のライブ会場としては最大級の豊洲PITでのワンマンライブ「stellacage vol.Ⅲ」を11月7日に開催する。

大規模ライブならではの構成が期待され、ニコニコ動画で楽曲を発表していた時代から応援していたファンも、アニメをきっかけに知ったファンもどちらも楽しめる、またとない機会になるだろう。

GARNiDELiA自身にとっても、ライブで培ってきたものは現在のパフォーマンスに繋がる、いわば活動の中で欠かすことのできない要素。

そんなふたりが今、ライブに対してどんな姿勢で向き合っているのか、その思いをじっくりと伺った。

ライブでの経験がパフォーマンスを成長させてくれた


――「BiRTHiA」ではインディーズ時代の楽曲を再レコーディングをされましたが、制作するなかでご自身で改めて気づいたことは何かありましたか?

 

メイリア:収録されているのはもう5年前に歌っていた曲なので、まず「声が若いな」と自分でも思って(笑)。

懐かしさと同時にちょっとした恥ずかしさもありましたね。活動しはじめたときはまだ迷いもありましたし、不安もありました。

そのときに書いた歌詞には、「何でみんな私たちの存在に気づいてくれないんだ」という心境もあったりしたので、今の私だったら書かないだろうなと思いました。


toku:メイリアの歌い方もこの5年間の活動の経験を経てけっこう変わっているんです。

現在の歌い方で収録をすることで楽曲が新しくなって、すごく良かったなと思います。僕も当時は編曲家として仕事をしていたんですけど、作曲家としてはまだまだキャリアも浅く、それがこの5年間で作曲家としての成長もできているのかなと思いました。

自分のメロディのクセとかアイデンティティはちゃんと継承しているというのも含め、当時作り上げたものが間違っていなかったという答え合わせができたという感じですね。

――当時作ったものを今、改めてレコーディングすることに対して何か思うことはありましたか?

メイリア:5年経った今の私たちが改めて作ることに、みんなは何かしら期待しているだろうなというプレッシャーみたいなものも感じていましたが、実際に収録をしてみるとそれほど肩を張ることもなく、素直に歌うことができました。

今の私が自然に歌ったらそれだけで違うものになるから、そんなに考えなくていいやというか。

toku:このアルバムでもっとGARNiDELiA紹介したいなという感じですね。

メジャーデビューしてからアニメソングを歌っているのでアニソン歌手としてのイメージを持っている方もいると思うんですけど、そこに至るまでGARNiDELiAが何をやってきたのかを知ってもらいたいなと。

当初は6曲ぐらいのミニアルバムにしようかという話だったのですが、僕らを知ってもらうんだったらミニアルバム2枚分入っていないと説明が付かないねということでこのサイズになったんです。