3.欠勤明け、フォローしてくれたメンバーに「お休みをいただきありがとうございました。おかげさまで子どもが回復いたしました」

マツダ「これは、言わずもがな、必須なセリフかと思います」

このセリフを使うときの注意点

マツダ「上長、隣の席の人だけでなく、まんべんなく業務に関係のある方にお伝えするとベストです」

4.「子どもの体調不良が長引いてしまい、数日休む可能性があるかもしれません。いま、夫(父親)や親と連携を取っているところです」

マツダ「このように、事前に先のことを想定して職場に伝え、“仕事の穴は最小限で済ませる努力をしている”という誠意を見せることが大切です。

その上で、万が一の状況も事前に伝えておくのが良いかと思います」

このセリフを使うときの注意点

マツダ「このセリフを言うときは、あくまでも、“今後、子どもの体調がどうなるかわからないので、想像以上にご迷惑をかけるかもしれない”ということを伝えることが大切です。

かといって、『長い間、仕事ができない』というネガティブは全面に出さないようにしましょう」

5.「子どもが微熱かと思ったら高熱が出てしまいました」「検査の結果、インフルエンザでは、ありませんでした」

マツダ「このような報告は、早退した当日だけでなく、お休みしている日にも、1日1回ずつ入れると『明日は出勤できそうだな』など、職場の方も先の予測がつくので、安心するのではないでしょうか」

このセリフを使うときの注意点

マツダ「職場の仲間は子どもの体調を心配してくれているものです。急な体調不良でバタバタしてしまうと思いますが、状況が変わったら、なるべく早いタイミングで状況報告しましょう」

これらのセリフ使えるかどうかは職場によっても、シチュエーションによっても異なりますが、時と場合に応じてぜひヒントにして使ってみてください。

きっと職場に良い印象を与えられるでしょう。自分が仕事を休んでいる間は、職場の誰かが仕事を代わりにやってくれているという、感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。

【取材協力】マツダ エリさん
商社、インテリアコーディネーターを経て、ベビーシッターのマッチングサイト「キッズライン」を運営する、株式会社キッズラインで採用・企画担当。
現在妊娠9ヶ月、そして2歳の娘を子育て中。転勤族の夫と協力しながら仕事と育児のバランスを日々模索。