夫を励ましているつもりでも・・・無意識に他と比べる発言

女性はお話好きな人が多く、旦那さんとの会話の中でママ友の家族の話や、ご近所さんの話をよくします。

「〇〇さん、夏休みハワイに行くんだって~」「お隣の〇〇さん、外車買ったみたいね~」とコミュニケーションの一環として夫にも頑張ってもらいたいと何気なく話したつもりでも、夫はそれを他者と比較されたと捉え、場合によっては自分の頑張りを否定されたと感じてしまうものです。

夫を励ますつもりで持ち出した話題も、夫にとっては苦痛である場合があるので気を付けましょう。

親しき仲にも礼儀あり? 夫なら何でも言っていい?

思っていることを何でも言い合える仲は理想の夫婦と言えそうですが、一線を越えるような発言は慎むべきです。

「邪魔だからどいて!」「臭いから嫌!」など、妻にとっては冗談で言ったつもりでも、夫の心は深く傷ついているもの。何でも言い合えるから仲の良い夫婦とはならず、「親しき仲にも礼儀あり」ということですね。

今のままでは離婚も!?夫に嫌われないために妻がとるべき行動

夫が苦痛だと感じてしまう行動を無意識のうちにしていたと気づかされた人もいるかもしれませんが、気付かないままその行動を変えないでいると最悪の場合、離婚につながってしまう可能性もあります。

言ってしまっていたこと、やってしまっていたことを今さらどうしようもありませんが、大切なことは、意識して改め夫に嫌われないようにすること。「もう妻のことは愛せない」と思われてしまってはおしまいです。

思い込み、押し付け、他者との比較など夫が嫌がることは直ちに止め、積極的な挨拶や笑顔のコミュニケーション、相手への感謝の気持ちを伝えることを心掛ければ、夫は妻といることに心地よさを感じ、夫婦関係が良好に保たれるのではないでしょうか。

夫が苦痛だと感じていることは生活の中で何かしらサインとして表れているもの。それを見逃さず、気付いた時は相手を思いやった行動ができると良いですね。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。