ワンパンマン

放送情報:10月4日より/テレビ東京、テレビ大阪など (ニコニコ生放送 10月4日 25時05分から)

ネットで生まれたウェブ漫画を原作に、実力派の人気漫画家が描いた『ワンパンマン』がついにアニメ化ですね!いつかやるだろうと思っていましたが、私の予想よりも早かったです。

すでにニコニコ生放送で第1話の先行配信がおこなわれ、ちょうどタイミングよく仕事が片付いたのでどんなものかと視聴したのですが、迫力満点の戦闘シーンには度肝を抜かれましたね。映像のクオリティが高いだけでなく、ダイナミックなカメラアングルで魅せてくれます。

個性的なキャラが揃い、演じる声優陣も豪華とくれば、これはもう期待するなというのが無理な話です。ウェブ版の独特なだらっとした感じが好きなので、そういったエピソードも入れてくれると嬉しいなという感じ。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

放送情報:10月4日よりMBS/TBS系列全国28局ネット

火星の民間軍事会社「CGS」に所属する三日月・オーガスという少年が今作の主人公で、300年前に作られたガンダムという博物館級の代物を操る。

今回のガンダムはこれまでのシリーズ作品で登場したMSとは少し違うメカデザインとなっており、『ガンダム・バルバトス』のガンダムらしからぬ細身すぎるボディは、もしかしたら『機動戦士ガンダム』で描かれたガンダムがザクのパイプを引きちぎるシーンみたいな、ガンダムのはらわたを敵MSが引きちぎるシーンが描かれるのではないかとワクワクしています。

現実的に考えて、あんなパイプみたいな胴体では上部を支えきれないと思うのですが、SF作品にそういう細かいツッコミを入れるのは野暮というものでしょうか。いや、しかしきっと深い理由があるはずです。

また「ガンダム」を動力源として利用していたという設定が物語に深く関わっていそうなので、そのあたりにも注目しつつ楽しみたいと思います。

ヘヴィーオブジェクト

放送情報:10月2日より/TOKYO MX、MBS、テレビ愛知など

『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』などを手がける人気ラノベ作家・鎌池和馬さんの作品『ヘヴィーオブジェクト』シリーズが原作。

筆者としては鎌池作品のなかで、この本作が一番のお気に入りでして、ぶっとんだデザインの巨大兵器が戦場を支配するというロマン溢れる設定にはあらがえません。

3DCG担当に安心と信頼のスタジオ・サンジゲンが参加すると聞いたときは「やったぜ!これでメカ描写は問題ないな!」と狂喜乱舞しましたが、圧倒的な力の象徴である巨大兵器「ヘビーオブジェクト」に、知恵と技と度胸と運を武器に戦うちっぽけな人間との対比がしっかりと描かれるのかという点が気になっており、緊迫感のある映像に仕上がっていることを期待しております。たった1機で国家を滅ぼしかねない超兵器がギャグみたいに破壊されるのだけは勘弁していただきたい。信じてます。