もし超能力を一つ持てるとしたら?
山田井:最後の話題ですが、映画ではたくさんの男女が超能力に目覚めますよね。
それでふと思ったのですが、男性の方がより欲望に直結している能力が多くて面白いなと。
たとえば榎本君は瞬間移動で女性の更衣室とかに入ろうとするし、矢部君は透視能力で服の中を見ようとしてる。
まぁ、瞬間移動は服が飛べなくて全裸になったり、透視能力は内臓まで見えてしまうっていう弱点があってぜんぜんエロに使えてないわけですけど(笑)。
渡辺:たしかにそうでしたね。輝さんなんてテレキネシスで女性の胸を揺らそうと必死でしたし(笑)。
女性の方がテレパシーとか予知とか、精神的な能力が多かったですね。
山田井:もし超能力を一つ持てるとしたら? って聞かれたら、けっこうな数の男はエロ目的の能力を希望するんじゃないかと思うんです(笑)。
でも女性はそういうわけじゃなさそうだなーと。
工藤:そうですね。私もやっぱりテレパシーかな。
下野:私はテレパシーは人間不信になりそうだからやめておきます(笑)。
うーん、予知能力がほしいかな。
渡辺:私は記憶を操る能力がほしいですね!
山田井:そろそろお時間が迫ってきました。
皆さん本当にありがとうございました! 最後に映画についてメッセージをお願いします。
下野:嘉郎君がピュアでかわいい映画でした。
エロと大事な人を守りたいという正義感の両方があって、自分のエロさと戦っているところはかわいくて応援したくなりますね(笑)。
女性が綺麗で目の保養にもなりました。TENGAもいっぱい出てくるので、それも見どころです!
工藤:私はテレビドラマ版も見ているのですが、映画はよりパワーアップしていてよかったです。
たとえば輝さんが窓に向かって腰を振るシーンがあるんですけど、映画版だと窓に手をついてドラマ版より力の入った腰の振り方をしているんです。
矢部君もドラマ版だと内臓が透視できるだけでしたけど、映画版だとさらに深い部分まで透視できるようになっていて(笑)。そういうのは映画だからできることだなと思いますね。
渡辺:エロに振り切っているところが面白いですよね。ラストのシーン、嘉郎君だけはオナニーに対する熱い言葉は清々しかったです(笑)。
山田井:まさにTENGAの理念である「性を表通りに」っていうキャッチコピーを体現したような映画でしたね。皆さん、ありがとうございました!