小さな春画が可愛い!
「豆版」の小宇宙

2階には「豆版の世界」「エピローグ」の展示があります。

柱上の展示スペースには、小さな春画「豆版」がはめこまれていました。

当時の人たちは、持ち運びに便利な豆版を見せあっていたのではないか、といわれています。仲の良い者同士で楽しみを共有するという感覚は、昔も今も変わらなかったのでしょうか?

一方で、「春画は、こうやって(=展示という形で)見るものじゃないよね」と言う参加者もいました。こっそり春画を買ってきて、自分だけの楽しみとして一人で眺める……そんな楽しみ方もあっていいと思います。

色鮮やかでユーモラスな豆本の小宇宙には、楽しみの大きな可能性が詰まっています。

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