『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついに公開されました。
公開前夜、日本初上映となったスペシャルスクリーニングでの舞台挨拶の模様をレポートします。
本編のネタバレはありません(インフィニティ・ウォーのネタバレは含まれます)。
誰も全貌を知らない超大作
2019年4月26日(金)ついに公開されたマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
前夜の六本木では抽選での当選者向けスペシャルスクリーニングが行われ、これが日本初上映となりました。
スペシャルスクリーニングの直前には、日本語吹替キャスト陣による舞台挨拶が開催されました。
はじめに登場したのは、『インフィニティ・ウォー』で“生き残った組”のブラック・ウィドウ役 米倉涼子さんとロケット役 加藤浩次さん。
米倉さんは挨拶として「私も観たかったです」と発言。
「私も本当に観れていなくて。(ブラック・ウィドウが)出たシーンだけはなんとなく分かっていますけれど。」と吹替の裏話を披露しました。
吹替の収録時には自分のキャラクターの台詞部分しか見られないため、吹替キャストの誰も映画の全貌を知らないのです。
映画鑑賞前の観客を前にネタバレを話さないよう気をつけているのはもちろん、誰も映画を観ていないので、このトークにネタバレはありません。
続いて、“消された組”の竹中直人さん(ニック・フューリー役)、内田有紀さん(ワスプ役)、山寺宏一さん(スターロード役)、遠藤憲一さん(グルート役)、溝端淳平さん(ファルコン役)、秋元才加さん(マンティス役)、百田夏菜子さん(シュリ役)が登場。
それぞれの挨拶でもキャストが「早く映画を観たい」「席を譲ってほしい」と言うほど、吹替キャストの間でも公開を待望する声が聞かれました。
アベンジャーズは声優にとって夢の舞台
9人ものゲストが登壇した舞台挨拶は超豪華な顔ぶれ。
これに対して山寺宏一さんは、
「吹替版の声優の舞台挨拶なのに、僕だけ浮いているみたいな感じがして。
大河ドラマか映画の舞台挨拶みたいになっているの、すごいと思って。
ここにいないけれどアベンジャーズの作品にずっと携わってきたたくさんの声優がいて、その声優同士で他の現場でも、どうなった? 次はどうなるんだろう? っていつもアベンジャーズシリーズの話をしていて。
アベンジャーズシリーズって声優にとっても、特に吹替をやっている声優にとっては、夢の舞台で憧れなんですね。
そんなたくさんいる声優の代表として、ここに立たせていただいているのかなと思います」とコメント。
アベンジャーズシリーズに携わる人数の多さが感じられる、超大作ならではの想いが明かされました。