若狭といえばコレ! 浜焼き鯖をお土産にゲット

ドライブの途中で、若狭地方名物の浜焼き鯖を購入しておきましょう。

鯖をまるごと1本竹串に刺して焼き上げたもので、カリッと香ばしくジューシー。

生姜醤油や大根おろしで食べあり、身をほぐしてお茶漬けにしたりと、あっという間に1本平らげてしまいます。

鯖街道の起点、いづみ町商店街(※)にある『朽木屋』は、毎日大量の鯖を焼く老舗の名店。脂が乗った寒鯖のみが使われ、ふっくらジューシーな味わいで地元の人に評判です。常温で3日、冷蔵で6日持つので、お土産にもおすすめです。

※現在工事中のため仮店舗で営業中

ふぐorさば? 好みの民宿にステイ

海の幸を思う存分味わうなら、宿泊先は“漁師の宿”で決まり!

若狭地方には200を超える漁師の宿があり、宿のご主人自らが水揚げしてさばいた魚介がテーブルに並びます。

ふぐやえび、あわびなどの豪華食材も豊富で、食べきれないほどボリューム満点!

若狭町にある『民宿長谷』は、三方の天然温泉が楽しめる宿。テラス付きの部屋からは海をのぞみ、心地よい波の音が響きます。

季節によって、若狭ふぐのコース料理やアオリイカの活き造り、越前ガニのコースなどが用意されます。1泊2食プランのほか、食事のみでの利用もOK。

全国の鯖ファンにおすすめしたい宿は、小浜市田烏(たがらす)地区にある民宿『佐助』。

ご主人の森下佐彦さんは、伝統的な「へしこ(鯖のぬか漬け)」作りで知られています。若狭湾で水揚げされた鯖にこだわり、調味料は塩・こうじ・唐辛子のみ。

樽に入れて重石を乗せ、1年以上じっくりと漬け込むことで旨味を引き出しています。

へしこを塩抜きして、ご飯とこうじを包み入れた後に2〜3週間寝かせたものが「なれずし」。

へしこよりも塩気が少ない分食べやすく、ほどよい酸味と独特の香りが口いっぱいに広がります。

11〜4月限定なので、この時期に訪れるなら早めに予約を。宿泊客に提供されるほか、食事のみの利用もOKです。

足湯にハンモック! SNS映え抜群の山頂公園へ

レインボーライン(三方五湖有料道路)の梅丈岳頂上にある『レインボーライン山頂公園』は、2018年夏のリニューアルで生まれ変わった今話題のスポット。

車を止めてリフトまたはケーブルカーで上ると、眼下には三方五湖や日本海、敦賀半島が一望できます。

リニューアルの目玉は、絶景を見下ろす足湯! ぬるめのお湯に足を浸し、湖を見下ろしながリラックス。

カフェで買った飲み物やソフトクリームが楽しめるカウンターテラスや日本海を見下ろすソファ席もあり、まるで海外リゾートにいる気分。

海上を飛んでいる気分になれるブランコや、緑に包まれたハンモックもあり、SNS映えも抜群。

ほかにも、約600株のばらが春と秋に見頃を迎える『ばら園』や、前後両方からお参りできるめずらしい『和合神社』など、見どころが豊富です。天気の良い日時を狙って、出かけてみましょう。