2012年の初公演から早くもシリーズ7作目となる最新作、舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~公演が10月8日に名古屋で開幕。東京・大阪・福岡を“ペダステ”が熱く駆け巡ります!
前作で3日間に及んだインターハイに決着が付き、これで3年生の物語は終わったかと思いきや、「巻ちゃーん!」「尽八ィ!」のやり取りが再びステージに!
今作は、総北・巻島裕介、箱根学園(ハコガク)・東堂尽八の両エースクライマーがメイン。原作の主人公・小野田坂道に小越勇輝さんを迎えるなど、新キャストや新キャラクターも加わり、より一層パワーアップ。
メインの2人も、「(巻島と東堂の)集大成とも言える作品に仕上がっている」と太鼓判を押します。
すごかったです。何がすごいって、あんなに内容が詰まったステージを観たのは初めてかも知れません。
何クール分の物語を観たんだろう、という気持ちにさせられた2時間半休憩無しのノンストップのステージ。
2時間半にこれだけの内容を詰め込む!?
実は舞台『弱虫ペダル』を観るのは初だったのですが、そのスピード感に冒頭から圧倒されっぱなし。
今作は坂道が落車して優勝するまでのインターハイのダイジェストから始まります。
猛スピードであの壮絶なインハイの坂道の活躍と、巻島、東堂の戦いが繰り広げられ、その勢いにこちらも置いていかれないように必死に目を凝らします。
あっという間にインハイダイジェストが終わり、本題に……。そう、ここから思い出を振り返り、さらには未来へと繋ぐ、巻島と東堂の物語が始まります。
今回は本編ではなく、スピンオフの『弱虫ペダル SPARE BIKE』で描かれている内容を中心に描かれており、東堂が自転車(ロードバイク)を始める切っ掛けを与えてくれた(同級生の)糸川修作が登場。
まだカチューシャをしていない、ママチャリ“スーパー買い物号”を愛する中学生の東堂を見ることができるのです!