「やっぱり、私がやるよ」

彼にお願い事をしたあとに、こんな発言をしていませんか? 「今度のお休みはアウトレット行きたいな」とお願いしたあとに「うん、分かった!」と言いつつ、待ち合わせ場所や時間を全然連絡してこないのにイライラする。この気持ち、めちゃめちゃ分かります!

でもそこで「……やっぱり、私がやるよ」と言いたいのは、グッと我慢してください。彼は考えていないわけではないんです。ただ、“彼のペースやリズム”で考えているだけ。その間は特に連絡する必要がないと思っているのです。そんな時にあなたから、私がやるよ宣言を受けると「え? 考えているのになんで?」となってしまいます。

頼み事をしたら、監視したり、頼み事を奪ったりするのはやめて、もう任せっきりにしちゃうようにしてください。任されたことで彼の“男としてのプライド”が満たされ、「出来る限りパーフェクトでしよう!」と無意識に意気込んでくれます。彼とあなたの信頼を深めることにもつながるので、グッと!グッと我慢するように頑張りましょう。

「あなたが好きなものでいいよ」

「どこに行きたい?」「何がしたい?」「何が食べたい?」とウキウキで彼に聞いたときに、「なんでもいいよ。あなたが好きなことで」みたいに答えられたら……? ちょっとショックじゃないですか?

特に男性は、自分に甘えてもらうことで、存在意義を感じる生き物です。少し無理難題であったとしても「○○へ行きたい!」「●●が食べたいの!」と言われる方が嬉しいのです。ですから「あなたが好きなものでいいよ」が続くと、不安や寂しさを覚えてしまいます。

「△△はイヤ!」でもいいので、彼には具体的な返答をしてあげるようにしてみてくださいね。

「はあ…」(彼と一緒にいるときにため息)

男性は察する力が著しく低いです。ですから、彼と一緒にいるときにため息をついて「察してほしい」みたいな空気を出しても、スルーされる可能性が高くなります。

不安なことや、してほしいことがあるのであれば、口にしましょう。言わないと男性は本当に分かってくれません!

小さいことかもしれませんが、今回ご紹介した言動が積み重なっていくと、だんだん男性側が「俺のことはあんまり興味ないのかな?」と感じ始めます。

一度こうなると、完全に自分の元へ興味を引くのは難しいもの。ですから、今もし使っている言葉があれば、すぐにやめて、言葉の使い方を変えるようにしてみてくださいね。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。