骨盤と背骨を整えて、身長を伸ばそう。
それでは具体的に詳しく、骨盤の立て方と背骨の伸ばし方を見ていきましょう。
・骨盤の立て方~坐骨を真下に向けて
座ってお尻の下に手を敷くと、ごつごつと硬く感じられる骨、それが「坐骨」です。座っている時も、立っている時も、その坐骨から下へ「やり」が出ていると思って、「やり」を垂直に地球の中心に向かって真下へ指すように、意識をしてみましょう。
すると、骨盤が垂直に起き上がるので、その上の背骨も自然と伸び上がります。この状態がお尻とお腹周りの筋肉がバランスよく使われている姿勢であり、骨盤も立つので、姿勢を正しくキープするための土台が出来上がります。
・背骨の伸ばし方~つむじと尾骨を上下引き離して
背骨が一番長くなる(身長が高くなる)のは、背骨が上下によく伸びている時ですね。
背骨が垂直によく伸びるためには、背骨の一番上と一番下を引っ張り合っているという意識を持つといいでしょう。背骨の一番上についている頭のさらにてっぺんの「つむじ」と背骨の一番下、しっぽの名残と言われる「尾骨」を意識してみましょう。
つむじを天の中心へと突き刺し、尾骨を地球の中心へと指すイメージを持つと、究極にまっすぐ上下に背骨を長くすることができます。
いかがでしたか?まっすぐ凛とした立ち姿は、思わず人が振り返ってみるくらい魅力的です。立つ時だけでなく、歩く時もつむじで天を押し上げるように一歩一歩歩を進めると、スタイリッシュです。
姿勢を良くすると、自然と自信もわいてきます。ゆがみのない姿勢を身につけることで、身長が伸びやすくもなります。かっこよく健康的な親子を目指して、ぜひ家族みんなでまっすぐ凛とした姿勢を普段から意識してみてくださいね!
(Conobie)