親の意見を聞く

子育ての大先輩でもある、母親、義理母。近くに住んでいてもいなくても、しょっちゅう会う機会があってもなくても、会えばついつい口を挟みたくなる親っているものです。

そんな時、真面目なママなら話を真に受けてしまい、その通りにしなければと思うこともあるでしょう。

もしかしたら「こうしないとだめよ」「私ならこうする」と半ば強制的に親の意見の通りにするように、言葉で、態度であなたに詰め寄ってくる場合もあるでしょう。

もしこういったことを、どこかストレスに感じているのなら、まったく聞く必要はありません。「私のことを思って言ってくれてるから」と罪悪感を持つ必要もありません。

子どもも、親になったあなたも、母親達とは全く違う人格です。同じようにする必要はありませんし、そもそも同じにはなりません。

子育てする時代も、環境も、母親世代では当たり前だったことが、今は当たり前ではないのです。

ベビ友作り

「赤ちゃんに友達を作ってあげたい!」「人見知りしない子にしたい!」

そんな気持ちから、児童館や地区センター、公園といった、ベビ連れが集まる施設へ足繁く通う。これもまた、乳幼児期にあえてやる必要がないことです。

もし連れていくことにストレスを感じていたら、もう頑張る必要はありません。

特に乳児期は、一人遊びが楽しい頃。ママと二人っきり。ママと一緒が一番嬉しい頃です。年の近い兄弟姉妹がいるなら、もうそれだけで十分遊べる頃です。

だから頑張って無理して、この時期に外の世界を広げようとする必要はありません。

心配しなくても、大きくなるにつれて外の世界に勝手に出ていきますし、今人見知りが気になるという子でも、ずっと人見知りが続くわけではないのです。

子どもにとって、いい親でいたい。周囲の人間が描く、理想の親でいなければ…そんな気持ちがママをとっても苦しめます。

でもママになったからといって、完璧に何でもこなすママになる必要はないのです。

頑張る必要のないこれらのことは今すぐ止めて、少しでも心に余裕をもたせましょう。笑顔のママでいることが、子育ての、家庭円満の一番の秘訣なのです。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11