もし、この“結婚しない”ソロ男を愛してしまった場合、どのように攻略すれば良いのでしょうか。一つの答えとして「40代」というキーワードがあります。というのも、ソロ男プロジェクト調べによると、40代になると非婚の意識が揺らぐことがあるそうです。それは、この年齢になると結婚しないと絶対に手に入れることができないものに気付くから。
「自分の子ども」です。
子どもを持つことを考えたら、自分が40歳で結婚して子どもが産まれたとしては、その子どもが20歳を迎えるころには既に還暦を迎えています。子どもが20歳になる前に定年を迎えてしまうと不安。そう考えると、あらゆるものを手に入れたであろう40代ソロ男は、子どもを持つために、「結婚してみても」と考えるようになるのです。
「40代は身体にガタがくる年代でもあり、中間管理職など立場上精神的ストレスをため込みやすい時期でもある。身体を壊して不安になったときに、ふと自分の老後を想像して、『このままでいいんだろうか』と不安になるのも無理はない」と同書でも分析されています。
なかなか結婚に踏み切らない「ソロ男気質の男性」とお付き合いしている皆さん、彼らは40代になると結婚に対する敷居が低くなるようですよ。ちょっと先の長い話かもしれませんが、辛抱強く待ってみてはいかがでしょうか。健闘を祈ります。
<参考書籍>
『結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』
荒川和久著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)