1歳5か月以降

トレーニングパンツで実践トイレトレーニング

トイレがどんなところかを認識したら、次は、市販のトイレトレーニング用のパンツを利用して、おもらしをして濡れると気持ち悪いという感覚を認識させましょう。

「一気に変えるのではなく、たとえば、お昼寝の時間や外出時はオムツ、家にいてすぐに対処できるときはトレーニングパンツというふうに、徐々に切り替えていきましょう。

一緒にトレーニングパンツを買いに行ったりするなと、本人のやる気を促進させてもよいでしょう」とのこと。

注意点としては、おもらしをしても決して怒らないこと。
やりはじめて、すごく嫌がるようであれば、思い切って2~3週間は間をおく気長さも重要です。

トイレトレーニングで、やってはいけないこととは?

トイレトレーニングは心がリラックスしている状態ではないと、なかなか進みづらいものです。

ほかのことで、ストレスを感じている場合は、始めないほうがよいかもしれません。たとえば、以下の場合は、避けたほうがよいでしょう。

・保育園に行き始めたころ
・病中、病後などの体調が悪い時
・ママが復職した直後
・旅行時や帰省中
・ママが出産を控えている時
・引っ越し直後
・離婚や死別など悲しいことがあったあと

また、基本的にトイレトレーニングは心の問題だけではなく、膀胱の大きさや腎臓の機能の発達で左右されます。

個人差があるものですので、「自分の子どもはなんでこんなに、できないのだろう」とナーバスな考えに陥るのは避けましょう。

早ければ3歳で、就寝中のトイレも可能になります

まずトイレがどんなところかを認識→おねしょは気持ちが悪い→便意があればトイレにいけばよいという、システムが出来上がりますので、しばらくすると子どもは勝手にトイレに行くようになります。

寝ている時も同様で、眠りが浅い時であれば、自らトイレに立てるようになる場合もあります。

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。