“今の生活プラスα”って?

筆者の周囲では、職場の同僚、仕事関係、親しい人の紹介で出会っている人がダントツに多い! 取引先の担当者だったり、仕事関係の懇親会で知り合ったという人、大学の恩師に紹介してもらったという人もいます。

彼女たちに共通するのは「彼氏募集中」ということを隠さない、または「結婚したいんです」という意志を表明していたこと。いちばん怖いのは「結婚なんて興味ないんだ」と、周囲に勘違いされることです。

「いい人がいたら紹介してね」と婚活中だと周囲に伝えると「良い縁」を持ち込んでもらえる可能性は高くなります。「紹介して」なんて言いにくい場合は「いい人いないですかねぇ」と呟くだけでも「その気(恋愛・結婚する気)がある」というアピールになります。

筆者が実際に見た、ある飲み会の席でのやりとりを例に出すと……

婚活女子「どこかにいい人いないですかねぇ」

周囲の人「え? 彼氏いるんじゃないの?」

婚活女子「いないんですよー。独身男性がいたら、よろしくお願いします」

という流れ。アピールしないと、周囲の人は「婚活中」ということに気付いてくれません。

上記“周囲の人”が、あなたの割と親しい人で、相手との相性、合うか合わないか、を考えてくれている人だと、なおいいことは言うまでもありません。

断らない姿勢

仕事でヘトヘトになり、誘われた飲み会やイベントは、全部断っているという人、いませんか?

「いい人なんていないから、飲み会に参加するのは面倒」「ひとりでゆっくりする時間が必要」と言っている間に、ひとりぼっちのアラサーになっちゃいますよ! 飲み会、食事、アウトドア……誘い出してくれる友人知人がいるなら、断らない姿勢も大切です。

「合コンにいい人はいない」なんて言いますが、合コンで知り合った人の向こう側には、まだ出会っていない、無数のご縁があります。

知っている人がひとりもいない婚活パーティーで疲れるよりも、知人が開催した合コンの方が、“次回”へとスムーズに繋がります。「誘われたら断らない」と決めてみてはいかがでしょうか? 出会いを活かすのか、面倒くさがって殺しちゃうのかは自分次第。そして、一度断ると次はない、と覚悟しましょう!

いかがでしたか? ランニング未経験者が、フルマラソンを走るのは無謀なように、婚活を“婚活パーティー”という未知なる領域からはじめると、辛さが募ります。まずは、今の生活を少し変える意識で、婚活はじめてみてはいかがでしょうか?

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。