3: 時には待つことも大切

彼氏と大ゲンカした時、最初は相手がヒートアップしていたのに、時間がたつにつれてトーンダウン。最後は、まったくしゃべらなくなったという経験をした方もいると思います。

女性の方の中には、このタイミングで反論したり、厳しく問い詰めたりする方もいますが、それは逆効果だと思ってください。

沈黙したり、言葉が少なくなってしまうのは、「自分としては怒る理由があるが、感情をぶつけたのは申し訳なかった」と思っているからです。

いきなり感情をぶつけられて腹立たしい気持ちもよくわかりますが、彼氏との関係を大事にしたいならここは我慢。

彼氏が怒っていた理由をきちんと説明してくれるのを待ちましょう。

もし、その場で言葉にならないなら、「私のことで怒ったみたいだけど、本当になんで怒られているのかわからないの。

今後はそんなことをしたくないから、明日にでも教えてね」といったことを伝えて、その場ではとりあえず会話を打ち切りましょう。

一晩たてば、彼氏も自分が怒りを抑えきれずに、あなたに感情をぶつけてしまったことを反省していますし、悪意なく自分が気に食わないことをしてしまったんだなと理解できるようになっています。

そのまま水に流してしまうのも一つの方法ですが、理由を聞きたければ翌日以降は機嫌が落ち着いているはずですから、その時に軽く聞いてみるといいでしょう。

いかがでしたか?

もちろん、彼氏と口論になった時、徹底的に反論するほうがよい場合もあります。

ですが、不要な摩擦をさけて、できるだけ早くケンカを収束させたい場合は、こういった方法が有効だということを知っておいてくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ