急に20℃を超える暖かい日があったかと思えば、翌日にガクンと寒くなったり、寒暖差が激しい今日このごろ。だんだんと春の気配を感じてきたといえ、まだまだ寒い冬のまっただ中。寒い日はホッと温まるグルメを味わいたいですよね。
冬の人気グルメのひとつが「おでん」。地方によってダシに違いがあることは知られていますが、実は具材や味つけも、地方によってかなり個性豊かなのですよ。
そんな全国のおでんが大集結するのが、3/11(金)・12(土)・13(日)の3日間開催される『第10回 静岡おでんフェア2016』です。
静岡おでんだけでも25店舗! さらに全国ご当地おでんも
静岡といえば、真っ黒なダシと黒はんぺんというインパクト大のビジュアル「静岡おでん」が有名(静岡出身の電気グルーヴ・ピエール瀧さんもお店を出してますね)。そんな静岡おでんの屋台が、なんと25店も大集結するとのこと。というかそもそもそんなにあるのか、静岡おでんの屋台よ!
さらに会場では全国の地酒が味わえる「全国おでん・地酒サミット」も同時開催。北海道、青森、陸前高田、石巻、金沢、若狭小浜、豊橋、舞鶴、姫路、松江、長州、沖縄の全12地域から、ご当地おでんと地酒が集まります。そんなにあるのか、全国のおでんよ! そしてやっぱりおでんといえば、キューッと一杯いきたいっすよね!
気になるご当地おでんの出店ラインナップの一部はこちら。
【静岡おでん】
黒いスープに、串に刺さった黒はんぺんや牛すじが入り、青のり、だし粉をかけて食べる静岡おでん。なんと町の駄菓子屋にもおでんがあり、子どもたちのおやつがわりになっているのだとか。
【金沢おでん】
金沢おでんは昆布をベースにあっさりとした出汁と大きな車麩が特徴。どことなく上品な感じがしますね。
【青森おでん】
青森おでんとは、生姜味噌おでんのこと。戦後闇市の屋台が、青森連絡船の客の体を温めようと味噌だれに生姜を混ぜたのが始まりだとか。やっぱり寒い季節の食べものですもんねえ。
【石巻 絆おでん】
石巻ということで、宮城の名産牛タンがたっぷり入ったつくねをはじめ、厳選した具材をかつお節、昆布等の天然素材だけで作ったスープで仕上げているそうですよ。
【若狭小浜 鯖おでん】
火鍋のような2色のだしのビジュアルがインパクト大! 和風ベースの「癒しの白」とトマトベースの「情熱の赤」があり、どちらもベースは鯖しょうゆ。鯖きんちゃくが具材の魅力を引き立てます。
6種類だけでも、このバリエーション。思っているより奥が深い世界のようです、おでんワールド恐るべし……! ここに各地の地酒も加わるとなれば、寒い冬もポッカポカで過ごせそうですね。
2015年には、来場者がなんと22万4千人を記録したというこのイベント。そんなにおでんが食いたいのか、人々よ!(しつこい)
しかし、それだけの人を引き付ける魅力が、このイベントにはあるはず。みなさんも奥深いおでんの世界を味わってみてはいかがでしょうか?
◆日時
2016年3月11日(金) 16:00~19:00(一部21:00まで)
3月12日(土) 10:00~19:00(一部21:00まで)
3月13日(日) 10:00~18:00
◆会場
静岡市葵区役所前 青葉シンボルロード
【葵区役所住所】
〒420-8602 静岡県静岡市葵区追手町5.1
◆アクセス
JR静岡駅から徒歩約10分
静鉄電車「新静岡駅」より徒歩約7分
静鉄ジャストラインバス「県庁・静岡市役所葵区役所」下車徒歩約3分
◆入場料金
無料 ※但し、商品購入代は必要となります。
◆問合せ
静岡おでんフェア実行委員会
TEL:080-9117-0439