ハンバーガーといえば、ジューシーで肉厚なパティを挟んだものをイメージしますが、新宿の大久保には、パティの代わりに魚の「鯖(サバ)」を挟んだ絶品の鯖バーガーが食べられるお店があります。
その名も「38ism from MK CAFE」。
鯖といえば、和食メニューの代表格。味噌煮や竜田揚げ、シメサバなど。煮ても焼いてもおいしいあの鯖をパンに挟んで食べるなんて、イマイチ味が想像できないですよね。
そんな絶品の鯖バーガーが食べられるお店「38ism from MK CAFE」に行って、その味を確かめてきました。
JR 大久保駅からすぐ!鯖バーガー専門店「38ism from MK CAFE」
「38ism from MK CAFE」は、JR大久保駅から徒歩30秒の場所。韓国料理だけでなく、朝鮮料理やタイ料理などの飲食店が軒を連ねる異国情緒あふれる街に、鯖バーガー専門店があります。
お店の目の前には電車が走っているのが見え、初めて訪れた方は「こんな駅から近い場所にお店があったなんて知らなかった」ときっと驚くはず!
店内に入ると、駅前の雑踏とした雰囲気とかけ離れたナチュラルでかわいらしい内装が素敵。さわやかな水色の壁紙が印象的です。
店内は1階と2階が客席になっていて、まるで海の中にいるような雰囲気の中、落ち着いて食事を楽しむことができますよ。
すべての食材を国産に! 具材にとことんこだわった鯖バーガーとは?
この鯖バーガー専門店「38ism from MK CAFE」を、プロデュースするのは、フードコーディネーターの櫻井優さん。
食べる事が好きで、おいしいと感じたものを自分でも作りたくなるという櫻井さんが、鯖バーガーを開発するにあたり意識したのは、「食べて思わず笑顔になるほど美味しいと感じるもの」を提供すること。
低カロリーな鯖バーガーは通常のハンバーガーに比べ、カロリーが約1/2。低カロリーなものって美味しくないイメージですが、メインで使用する鯖の選定から味、全体のバランスなどを考え、何度も試食と改良を重ねたのだそう。
ようやく完成した「鯖バーガー」は、想像以上に絶品なのです! そんな絶品の「鯖バーガー」の魅力をご紹介しましょう。
初訪問の方はまず「鯖バーガー」を食べてみて!
鯖バーガー(税込 500円)
現在、鯖バーガーのラインナップは6種類あり、その中で初訪問の方に食べていただきたいのが、お店の看板メニューである「鯖バーガー」。
メインの「鯖」は、鹿児島のゴマ鯖を使用。工場から直送される鯖は、丁寧に骨抜きされ一番おいしい状態でお店に届きます。
バンズは、玄米を練りこんだ完全無添加の玄米粉パン。鯖と相性の良いパンを探し求め、数々のパンを食べ比べし、最後にたどり着いたのが玄米粉パンだったのだそう。
バンズには、こんがり焼き上げられた鯖とトマト、オニオンが挟まれて想像以上にボリュームがあり食べる前から食欲をそそります。
店内の鉄板でじっくり焼きあげられた鯖の味付けは、塩と胡椒のみ。食べてみると青魚のイメージにある 生臭さは全くなく 肉厚でふっくらジューシー!
鯖の旨みが口いっぱいに広がり、こんなに鯖はおいしかったの!と思わずにはいられないほど。
バンズは外はカリッ、中は甘くてもっちり。鯖とのバランスもバッチリです。シンプルだからこそ鯖の味わいが最大限に引き出されるのですね。これはぜひ食べていただきたいです!
お店一番人気!「くるみ入りクリームチーズアボカド鯖バーガー」
くるみ入りクリームチーズアボカド鯖バーガー (税込 800円)
次に食べてみたのは、お店一番人気の「くるみ入りクリームチーズアボカド鯖バーガー」。玄米粉バンズに、肉厚な鯖とクリームチーズ、フレッシュなアボガド、トマトを挟んだバーガーです。
おいしさのポイントは、なんといってもアボカドのとろける食感とクリーミーなクリームチーズの味わい。ガーリック風味のクリームチーズにはくるみが入っていて、風味と食感も楽しめます。
和と洋まったく違うジャンルの素材が入っていながら、鯖そのものの味を邪魔することなく、それぞれの味を引き立ててくれています。