――今日は音楽イベントですが、昨日、ジェイさんはダンサーとしてのワークショップを開催されました。日本のダンサーはいかがでしたか?

ジェイ「取り組む姿勢が真摯。集中力も素晴らしかったし、僕の話や動きを全て吸収しようとする姿に感動しました。僕はずっとアーティストと仕事をしてきたけど、一般の方と一緒に踊って新たなパワーや感動をもらいました。だから、“これは続けるべきでは?”って話をしているところなんです。生徒の熱はもちろん、質問コーナーで“夢”に関する話をきいて、昔の自分を思い出したり。ダンスに関する質問っていうより人生相談になっちゃったけど、僕は好きだな、そういうのも」

――印象的な質問はありましたか?

ジェイ「“夢をあきらめるべきか”って質問ですね。僕自身は、夢をあきらめたことがないんです。子どものころから創作活動をしたかったんだけど、その頃は“プロデューサー”って存在を知らなかった。ステージやショーを作るのは歌手だと思って、歌手になったけど、ステージに立つことはゴールじゃなくて“夢の途中”で、もっと先を見ていたし。みなさんも“これでいいのかな?”って悩むと思うけど、僕の経験では、投資した時間は結果として返ってきたし、周りの人たちも助けてくれた。辛い時期を乗り越えたからこそ、今が幸せだと感じるんです。“どうして下手なんだろう”って悩むけど、人と比べないと成長しませんよね。僕だって上手いと思ってないし、上手くなろうと努力してるだけですよ。僕自身が初心に返れる質問が多かったです」

左から50-FIFTY、Rui

――今、日本ではダンスが授業に取り入れられているのですが、日本のダンサーのレベルはどのくらいだと思いますか。

ジェイ「授業になるって、すごいですよね。レベルは、かなり高いと思います。このイベントには東方神起のダンサーとして活動しているRuiと50-FIFTYも出演しますが、ふたりの表現力には刺激されます。本当にカッコよくて、リスペクトすべき存在。今日はバックダンサーじゃなくて、主人公になってほしいし、僕たちと一緒に楽しんでほしいです」

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