ここ数年、耳にする機会が増えたサードプレイス。
家でも会社でもない、自分が素に戻ることができ、心地よく過ごせる場のことを指します。
では、実際にサードプレイスを持っている人は、何をきっかけにどんな場を手に入れたのでしょうか。
今回は、働き続けるかどうか、結婚するかどうか、子どもを産むかどうかなど、人生の様々な地点で多様な選択肢を持ち、実際に選択してきた女性たちに、話を聞いてみました。
1、地域のコミュニティ
「職場にいるのは、アラフィフ世代のおじさんと地味めな女性ばかりで、正直『プライベートでも会いたい!』と思えるような人たちではなく……まぁ会社ってそんなものですよね。
このまま家と会社との往復では、人生を楽しめないかもと感じて辿り着いたのが、今住んでいる地域の20〜30代が集まるコミュニティでした。下は学生から上はアラフォーまで、職業や職種がバラバラな人たちが集まっているので面白いです」(25歳/メーカー/独身)
彼女のように何らかの事情(?)があって、オンとオフを完全に分けたり、新規の出会いを求めたりする場合、サードプレイスは有効な場となるようです。
2、オンラインサロン
「憧れの女性が主宰するオンラインサロンに入っています。リアルなイベントはほとんどなくて、オンラインの活動がメインですが、同じサロンに加入する仲間とつながれたことが、今では人生の財産になりました。夢や目標は違っても、それぞれのゴールに向かって、切磋琢磨していける気がしているんです」(28歳/IT/独身)
性別や年代を超えた、様々なバックグラウンドを持つ人が集まった、心地よい場であればサードプレイス。そこにオンライン/オフラインかの境界線はありません。一生ものの仲間と出会えたら最高ですね。