夜は強い光を浴びない。スマートフォンやPCの利用は控えめに

朝、目覚めた後に強い光を浴びるように工夫することで、目覚めを快適にするという簡単な方法をご紹介しました。

この方法ですが、別の視点から見れば、仕事が終わって帰宅する際に、スマートフォンを長々と利用したりするのは睡眠のリズムを狂わせ、朝の目覚めを不快にする可能性が高いともいえます。

ましてや、自宅に帰ってから、PCやスマートフォンを長時間利用するのはもってのほか。どうしても利用しなければいけないなら、時間を決めてさっさと用事を済ませたあとは、翌朝まで利用しないようにすることも重要です。

最後に繰り返しますが、こういった生活上の改善を重ねて、2週間経過しても、目覚めが憂鬱な状態が続くなら、医師のケアが必要な可能性が高いかもしれません。その場合は、診療内科ないし精神科専門医に相談することを忘れないでくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ