代替の効かない相手との出会い

神奈川県在住の遠距離恋愛相手と結婚した、当時北海道在住だった知人Bさんも、出会いのきっかけはSNSでした。

同じく「遠距離恋愛でもうまくいく方法って何かある?」と聞いてみると、「私の場合は、旦那さんがかなり積極的というか、時間を融通させてくれたのが大きかった」とのこと。

具体的には、Bさんは仕事柄、就寝時間が早く、出会い時にそれがネックになることが多かったとか。それこそ「19時、20時には寝ているんですよね」と相手に話すと、多くは連絡がしにくくなって疎遠になったり、LINEのやり取りにタイムラグが生じて、思うように関係が図れなかったそうです。

ところが、いまの旦那さんは「19時半過ぎくらいの10分でも短い時間でも良いので、電話しませんか?」「僕、駅まで歩きなので、その歩いている時間だけでも!」と猛アピール。毎日の電話に内心戸惑ったBさんでしたが、最近は仕事にも慣れ、起きていられる時間も長くなったことから、「眠いときは寝てもいいなら」と承諾。

「あのとき、お互いに合う短い時間でも、毎日会話ができたのは大きかった」と話します。

ちなみにこちらのふたりも、出会ってから一週間と経たずに、結婚を前提にした付き合いがスタートしたとのこと。

「会ったときに、『この人だ!』と思った?」と聞いてみたところ、「思わないけど、『嫌だな』って感じない人だった」「食べ方も話し方も、お金の出し方も歩き方も、会話に感じる人となりも嫌じゃなかった」とプラス要素はないけど、マイナス要素もなかったといいます。

遠距離恋愛は、お互いが同棲や結婚を視野に入れていても、どちらかが住まいを移さなければいけない問題もありますね。

近距離恋愛よりも、「難しい」といわれる遠距離恋愛。でも、本当に想い合える相手と出会えたなら、距離の問題は意外と容易いのかもしれません。

フリーランスライター。女性向けWeb媒体を中心に、恋愛、結婚、仕事、ライフスタイルに関する記事を執筆。自分の身と心で感じたことを企画立案し、記事にしながら読者に役立つ情報を発信している。自身の「note」に活動実績一覧を掲載中。介護福祉士、保育士資格保有。