劇中の零とキラの運命の出会いにちなんで、理想の運命の出会いを尋ねると藤ヶ谷も窪田も「通勤中の電車」というシチュエーションを夢想!

窪田は「毎朝、同じ電車の同じ車両に乗ってるひとでマスクをしてて顔が隠れてるんだけど、夜勤で遅くなった時にまた一緒の電車で、その時はマスクを取ってる。『いつも同じ電車ですね』『私も気づいてました』『目から下もおきれいですね』という会話を交わす」と運命の出会いの妄想を展開する。

一方の藤ヶ谷は、偶然、肩がぶつかるという少女漫画のようなロマンチックなシチュエーションを理想とするが、その回数、なんと1日に3!!

3回ぶつかったら、『あなた、運命のひとですね』と言います!」という藤ヶ谷の発言に会場は爆笑に包まれた。

こうして、キャスト人の和気あいあいとしたトークでピンクカーペットでのイベントは幕を閉じたが、さらに、映画上映後にも4人はサプライズで登場!

映画が終わると客席には温かい拍手が自然とわき起こったが、そこにKis-My-Ft2が歌う主題歌「Gravity」が大音量で流れ、スクリーンが上がり、スモークの中から藤ヶ谷、窪田、飯豊、稲葉が登場!

このサプライズ演出に会場は悲鳴のような声援に包まれた。

藤ヶ谷は「ビックリしました? さっきまで映画に出ていた本物です!」とユーモアたっぷりに語り、窪田は客席の上映直後の拍手について「やっぱり嬉しい。感謝でいっぱいです」と感激の面持ちを見せた。

飯豊はスモークの中を登場するという演出に興奮しきりで「だれか歌わないかな(笑)?」と漏らすが、先輩の藤ヶ谷にムチャぶり!?

客席からは期待の拍手が起こったが、ここはさすがの藤ヶ谷も「この曲は(キスマイの)7人じゃなきゃ歌えないから!」と慌てて拒否!

窪田は藤ヶ谷の寝起き顔に興奮気味!?

トークでは、様々な撮影秘話をキャスト陣が告白。

藤ヶ谷は、最も印象的なシーンとして浜辺で砂の城を作る場面を挙げ「すごく大事なシーンで、何もないところから砂を集め、水をかけて…と砂だらけになって一から作り上げたんですが、完成した映画を見たら、編集でギュッと短くなってて『ウソでしょ! 完成早っ!』って思いました」と苦笑い。

窪田は、自身は出ていないシーンだが、キラが親友の晴美の家に泊まり、泣き明かすシーンについて言及し「キラが翌朝、ベッドから起きたときの顔が、泣きはらした感じがすごくリアルで好きっす!」と興奮気味に語る。

藤ヶ谷も「キラと晴海の会話の間もリアルで、女性同士って感じですごいなと思った」とリアリティあふれる2人のシーンを称賛する。

このシーンで、晴美がキラに飲み物の入ったマグカップを渡すが、藤ヶ谷は映像では見えないカップの中身が気になって仕方ない様子で「ロイヤルミルクティー?」と予想。

窪田は「ココア」、稲葉は「カフェオレ」と予想するが、飯豊が明かした正解はまさかの「水(笑)」。これには男性陣はなぜか失望感をあらわにし「せめて白湯を…」「聞きたくなかった」と語り、映画の中のシリアスなシーンの連続とは打って変わった和気あいあいとしたコミカルなトークに終始、客席は笑いに包まれていた。

最後に藤ヶ谷は改めて、上映直後の自然発生の拍手に触れ「嬉しかったし、ずっと忘れずに自分の中にあると思います!」と喜びを口にし、拍手と歓声の中、舞台挨拶は幕を閉じた。

©劇場版「MARS~ただ、君を愛してる~」製作委員会 ©惣領冬実/講談社

MARS ~ただ、君を愛してる~』は618日(土)より公開。