「痛Gふぇすたinお台場2015」の様子
フォトギャラリー【写真】ファン騒然、痛車界隈を盛り上げてきた「痛車グラフィックス」休刊(全7枚)
  • 2015念0月に開催された「痛Gふぇすたinお台場2015」
  • 「痛Gふぇすたinお台場2015」開始前の行列の様子
  • 2014年、暴風雨の中開催された「痛Gふぇすた」

長年”痛車”界を盛り上げてきた雑誌『痛車グラフィックス』が、2016年8月5日発売の27号をもって休刊、そして『痛車グラフィックス』が主催してきた日本最大の痛車イベント『痛Gふぇすた』の開催も中止されることが発表されました。

『痛車グラフィックス』は、世に痛車が知られ始めた2008年に創刊された痛車専門誌。1年に3回のペースで発行され、長らく痛車界を盛り上げてきたパイオニア的存在の雑誌です。また『痛Gふぇすた』は、毎年10月ごろに東京・お台場レインボータウンにある巨大な駐車場に全国から約1,000台の痛車が集結するという国内最大の規模を誇るなど、痛車ファンにとっての『コミックマーケット』と言える存在でした。

「痛Gふぇすたinお台場2015」開始前の行列の様子

『痛車グラフィックス』を刊行する芸文社のサイトでは『痛車グラフィックス』の休刊の発表にあわせて、掲載された告知文には「唯一の痛車専門誌を出版し、日本最大の痛車イベントを開催してきた責任は十分に理解しておりますが、昨今の出版不況の影響は大きく、支え続けることができなくなってしまいました。ご期待をしていただいた読者の皆様、大変申し訳ございません。」と出版不況の影響からイベントについても開催が難しくなったことが明かされています。

2014年、暴風雨の中開催された「痛Gふぇすた」 この環境でも多くの痛車オーナー、痛車ファンが集結していました

長らく痛車界の情報を発信し続けてきた『痛車グラフィックス』が休刊となり、痛車オーナーはもちろんこれから痛車制作を検討されていた方にも大きな衝撃となったことは言うまでもありません。

また『痛Gふぇすた』はお台場開催以外にも、『ニコニコ超会議』といったイベントにも出張するなど、痛車に縁のない方々にも痛車を発信してきた貴重なイベントでした。

「ニコニコ超会議(2016年)」に主張した「痛Gふぇすた」に参加した痛車