2: 彼氏の好みにイメチェンして失敗

B子は、25歳。生まれて初めて交際した彼氏は、トレンディ俳優によく似たイケメン。

彼氏に好かれるために、B子は彼氏が好きな女優「石原さとみ」さんのメイクを真似したり、ドラマの仕草を研究するようになりました。

また、彼氏が「ふんわりしたファッションの子が好き」と言えば、森ガールの研究。

蒼井優さんと南海キャンディーズの山ちゃんの結婚会見を見て「蒼井優かわいい」と言えば、蒼井優さんの仕草やメイクを研究するほどでした。

しかし、B子はある日突然彼氏に振られてしまいます。「出会った頃のB子が好きだった。最近、無理しているように見える。少し距離を置きたい」と言われ、彼氏はB子の元を離れていったのです。

つまり、彼氏はB子が無理して石原さとみさん、蒼井優さん、森ガールの研究をしなくても、そのままでいてくれたらそれで良かったのです。

初めての彼氏のあまり、つい「もっと好かれたい」と頑張り過ぎたのが仇となったようです。

3: 5年ぶりの彼氏に無理をねだった筆者の大失敗

5年ぶりにできた筆者の元彼は、美食家のお坊ちゃま。決して高給取りではないものの、育ちの良さがにじみ出た風貌の男性でした。

彼氏は、いつも高そう、かつオシャレなお店を予約してくれました。そんな彼氏の姿勢に甘えた筆者は、「この店に行きたい」「これ欲しい」と、高価なディナー、プレゼントをねだるようになります。

当時、筆者は彼氏は実家がお金持ちだと勝手に想像し、お金には困っていないだろうと考えていました。

彼氏ができる前に恋活で遭遇した男性は、みな貯金○億、実業家などお金持ちが多かったため、デートはご馳走が当たり前だと錯覚していました。

その頃は、デートで割り勘をするような男性は、一度のデートで「こいつは無いわ」と縁を切るほど傲慢な女性だったと思います。

しかし、無理は続きません。やがて、彼氏から「豪華なディナーじゃないと喜ばない女性だと思った。もうお金がない」と涙目で訴えられ、最終的に筆者は振られてしまいました。

この出来事にすっかり懲りた筆者は、豪華ディナー、ランチ、プレゼントを男性にねだらなくなりました。

今では、ランチに「ブロンコビリー」、ディナーに「丸亀製麺」「浜寿司(回転ずし)」に連れていくのが大好きな男性と結婚し、平凡だけど幸せな日々を過ごしています。