寝苦しい夜が続く夏。せめて少しでも質の良い睡眠をして体の疲れを取りたいですよね。あなたは日頃どんな姿勢で寝ていますか?

仰向けうつ伏せ横向き・・・など、寝る姿勢は人それぞれですが、寝る姿勢によって体への影響が変わります。

今回は寝る姿勢によって変わる、体へのメリット・デメリットについてご紹介いたします。

姿勢も肌もキレイに保つには“仰向け”

仰向けで寝ているという人は、多くいるのではないでしょうか。仰向けは頭、背中、お尻、かかとへの重量が均等にかかり、体のバランスが保ちやすく血液循環もスムーズになりやい姿勢。寝ている時は特に血栓ができやすいのですが、その予防にもなります。そして、内臓への負担も少なく、他の寝方と比べて良い姿勢となり、体がゆがみにくくなります。

また、枕に顔が当たる事がないので、枕との摩擦で肌トラブルの可能性も低く、ニキビがある人や肌荒れで悩んでいる人にはオススメです。

しかし、喉を圧迫する寝かたでもあるので、いびきをかきやすかったり、人によっては息がつまってしまうリスクが高まったりします。

特に太っている人は喉周辺にも贅肉がつきやすく、気道が狭くなっていびきをかきやすかったり、呼吸がスムーズにできなかったりすることも。また、小顔の人も、もともと気道の通り道が狭いので、太っている人と同じようなことが起こりやすくなってしまいます。

そして、高い枕で寝ること場合は、首にしわができる原因にも!首のしわは一度できてしまうと改善しにくく、見た目年齢も上げてしまうから避けたいですよね。仰向けの人は、枕の高さも体に影響しやすいので、“頭に枕をする”というよりは、低い枕で“首に枕を当てるようにするのがオススメです。

腰痛持ちの人は、仰向けに寝ると腰が反って痛い場合があります。その場合は腰あたりにタオルを入れるといれると痛みが緩和します。