どんなときにも親子一緒に行動していた幼少期を終えると、子どもが成長するにつれて、親なしで行動する機会が増えていくものですよね。

そのうち、習い事や塾へも子ども一人で通うようにもなり、通う範囲も徒歩圏がメインだったのが、移動距離も広範囲になることで、自転車で通う機会も一段と増えていくものですが、子どもの自転車の乗り方をふいに見た時「危ない!」と感じたことはありませんか?

自転車ってよくよく考えてみたら、車輪を外して乗る練習くらいしか、親子でしっかり向き合って乗りかたを考えたりする機会って、ないに等しいのではないでしょうか。

自転車事故未遂は、なんと6割が経験済!

au損害保険株式会社が実施した、月に一度自転車を運転する方1,000名を対象にした自転車事故に関する調査によると、自転車事故に繋がりそうな事象を経験した人は、なんと6割以上もいる結果に。

しかもその時間帯は、16時~18時という、ちょうど子どもが習い事や塾に向かう時間に集中しているんです。

事故未遂および、事故の原因はというと『飛び出し』や『出会い頭』「相手がスマホを見ながら』とのこと。

親が共に行動していないときだからこそ、事故に合わないように事前に予防できる自転車の乗りかたは、子どもが自転車で一人で出かけるようになった今こそ伝えるタイミングです!

自転車事故にあわないための、自転車の乗りかた

ライトは早めに点灯する

子どもに、自転車のライトを早めに点灯&夕方には必ず点灯を伝えましょう。

その際、子どもは大抵ライトを点灯することを嫌がります。なぜなら、ライトを点灯するとハンドルが重くなるため、それがストレスに感じるのです。

嫌がる気持ちを減らすには、自転車の価格が上がっても、自動点灯の自転車を選択するのも手段のひとつ。手動で入切をする自転車と比べて、ハンドルの重さが気になりにくくなり、つけ忘れもなくなります。

子どもは、ライトを点灯することは、道を照らすことが第一の目的と思いがちです。実際そんなに明るくならないから、面倒と思っている子どもも少なくありません。

そこで、本当はクルマや歩行者に、自分の存在を知ってもらうためのものということを教えてあげることで、ライトの本来の目的を理解できると、意外とストンと腑に落ちるのが子どもだったりもするのです。