いつも使っている化粧品。

いくつか使い方や選び方が存在しても、大抵は毎回同じ化粧品を選んでしまったり、同じ使い方をしてしまうことが多いものです。

しかし果たしてこの使い方を選択してよかったのか、本当のところは疑問が残るものですよね。

今や情報も自ら望めば、自分からどんどん取りに行ける時代。たまたま見かけた「これいいよ!」という情報が、本当に正しいのか分からないまま、続けている方もいるかもしれませんね。

そこで今回は、クレンジング、洗顔、化粧水について「どっちが正解?」と疑問が残る点について、プロの見解を取材。

ヘアメイクアーティスト木村旭宏さんに、答えていただきました。

基礎化粧品の疑問を一挙解決!

Q1: 拭き取り、洗い流しどちらも可能のクレンジング。本当はどちらで使うのが正解?

結論から言うと、洗浄力が他のクレンジングよりやや弱めのミルククレンジングは、拭き取りのほうが正解です。

他のクレンジングは、洗浄力が強いものであればあるほど、洗い流しが正解です。肌の刺激になるクレンジング成分が肌へと残ることが最もよくありません。

そのため、拭き取りメインのシートタイプのクレンジングは、最も洗浄力が強いため、実際は拭き取りで完了してしまうと、刺激が強すぎて肌荒れしやすいという特徴があります。

拭き取りメインでも、クレンジング料を洗い流すことも実は必要なんですよ。

デイリーメイクを肌負担なく落とせるミルククレンジングといえば、美容液成分を89%配合した『カバーマーク クレンジングミルク』。

保湿力たっぷりで肌への負担が少なく、クレンジング成分で肌荒れする心配がありません。

Q2: 洗顔は、温水と冷水どちらでやるのが正しいの?

温水です。ただ、温水イコール熱いお湯と思っている方がとても多いので、温水といっても30℃~32℃くらいだと思ってください。

このくらいの温度は、熱いお湯に慣れているとかなりぬるく、水に近く感じると思いますが、このぬるさが洗顔に適した温水です。

体温より高いお湯で洗ってしまうと、肌の潤い成分(細胞間資質)も流れてしまうので、よくありません。

あとおすすめとして、最後のすすぎは冷水にしましょう。

冷水ですすぐことによって、毛穴や血管が引き締まるので、毛穴が細かくなり目立ちずらい上に化粧持ちもよくなります。

Q3: 話題の泡パックはいいの?悪いの?

洗浄料を、長く顔につけておくことはよくありません。

長く泡を放置したところで、自家保湿成分が落ち切ってしまい、皮脂分泌が過剰に起きて、返って顔が脂っぽくなってしまいます。

また、泡パックをすることで、汚れが沢山とれることもなく、顔の洗い溜めにもなりませんので、やめておきましょう。