2020年を最後に大学受験制度が大きく変わる
文部科学省で検討されている「高大接続システム改革」の一環で、センター試験が廃止され2つの「新テスト」が新設される予定です。
また、推薦入試やAO式入試なども廃止され、新たな入試の方式が構築されます。
試験の内容も覚えるものから考えて答える内容へ、また、小論文、面接、集団討論、プレゼンテーション能力などや高校までに行ってきた活動内容や受賞歴なども評価の対象にするよう検討されています。
大学制度の変更について知っているか聞いたところ、以下のような結果になりました。
「知らない」65.5%
「聞いたことがあるがよくわからない」23.5%
「よく知っている」10.9%
まだ検討中ではありますが、2020年には現在のセンター試験が廃止され、2021年からは新しい試験制度が開始される予定です。
21世紀型スキルとは
21世紀の知識基盤社会で求められる能力を「21世紀型スキル」と言い、具体的には、情報創造力、批判的思考力、問題解決力、コミュニケーション力、プロジェクト力、ICT活用力など4領域10スキルのことをいいます。
「21世紀型スキル」について知っているか聞いたところ、以下のような結果になりました。
「聞いたことがない」70.8%
「聞いたことがある」29.2%
2011年に文部科学省によって打ち出されたこの教育改革。
今、未就学のお子さんたちなら、まさにこれらの変革の対象になります。
もうすでに知っている! というパパやママもいらっしゃると思いますが、2016年7月22日に発表された調査結果でも、ご紹介したようにまだ十分には浸透していないことがうかがえます。
4年後には勉強の仕方、方法、求められるもの、また受験の方法もガラリと変わります。
宿題などを一緒にする機会などもあると思いますので、親としてもこのようなことを知っておくだけでなく、ITについての知識や技術を身に着けておくとよいかもしれませんね。