先日、スイスのプライベートバンクを利用している男性たちの取材をする機会がありました。

プライベートバンクとは、世界中の資産家が自分の財産を守るためにお金や金融商品を預ける銀行です。つまり、選りすぐりのハイスペック男性が利用する銀行ということですね。

18人の方に取材をしましたが、そのうち5人は30代前半の独身。いずれも年収が10億円を超えるお金持ちの男性。その全員が意外にも結婚を意識することなく、積極的に出会いを探してはいないといいます。

とはいえ、結婚はできるものならしたいと考えているそうですが、お話をうかがうと意外な共通点が見えてきました。

写真NGということなので、覆面座談会形式でお送りします。

年収10億以上!スーパーリッチな男性たちにあれこれ聞いてみました

Q1.仕事内容について差し支えない範囲で聞かせてください。年収もお願いします。

男性A「僕は東京拠点で、シンガポールやマレーシアの不動産投資をやっています。

基本的には高級住宅地の開発と販売、商業用店舗の開発と販売ですね。まあ、ひらたく言えば不動産屋です。年収ですか? 僕は年収は20億ちょっとですね」

男性B「僕はニューヨーク拠点で、輸出入関連の仕事をしています。対中国やEUとの取引が多いですね。

とはいっても、食料品とかいったものが多いので、みなさんもご覧になったことがあるかもしれません。基本的に、アジアや南米から購入した商品を卸売する仕事ですね。年収は15億くらいです」

男性C「僕は、映画やゲームなどの知的財産権の管理をやっています。基本的には東京ベースなんですけど、最近は東南アジアや中国を往復することが多いですね。

僕は年収少なめですね。10億ちょっとです。」

男性D「僕は、対ロシア向けに中古車販売と水産物の輸入をやっています。

最近は、北欧からの水産物輸入もやっていますけど、圧倒的に多いのはロシアですね。年収は個人課税分だと、ええと、16億くらいだったかなあ」

男性E「みなさん手広くやられてるんですね。僕は、中国向けの輸出入がほとんどで、電子部品とかの輸入、日本企業との橋渡しがほとんどで、基本的には町工場みたいなもんですね。

とはいえ、月の半分は中国に行きますけど。年収は、15億くらいですね」