また、シェアオフィスも月極プラン(月額利用料20,000円)と従量プラン(200円/15分)を提供。住所利用ができるレンタルオフィスプラン(1人用月額利用料43,000円~)もあり、まずは月に数回のリモートワークから始めたい人から、独立を目指してフルタイム利用する人まで、目指す働き方も様々な様子。

休憩がてら、コーヒーを飲みながら談笑している人たちの姿も見られ、ここならメリハリのある仕事ができそうだなと感じる一場面でした。 

オフィスの見学のあとは、高田さんにマフィスとエミフィス練馬の魅力について更に詳しくヒアリング。

女性活躍や働き方改革が叫ばれる中、子育てと仕事の両立に日々、奮闘するママ・パパたちへのメッセージももらいました。 

手ぶらで登園や、家族も一緒に食べられる夕飯の提供。ママ・パパの負担軽減に努めています

ワーキングスペースはフリーデスクも個室もあり

高田麻衣子さん(以下、高田):「来年の東京オリンピックに向けてリモートワークを活用することで、都内の混雑解消を図ろうという動きもありますし、実際にリモートワークを推奨、導入している企業も増えていますが、普通の住宅で在宅ワークをするのって結構難しいと思うんです。

デスクワークするにもダイニングチェアーに座り続けると疲れるし、打ち合わせできる場が必要なときもありますよね。

私自身は家で仕事をしていると、洗濯物とか冷蔵庫の中に何があったかな、とか気になってしまうタイプなので、質の高い仕事をするには集中できる環境が必要と考えています。」

ーー確かに…。私は取材に出たりする以外は、自宅で仕事しているんですが、ダイニングチェアはデスクワークには不向きなんですよね。でも使い続けてます…。

自宅でも集中できなくはないんですけど、それは子どもが保育園や学校に通っていて不在だからというのが前提で、子どもがそばにいる状態で仕事するのはまず無理だなとは思います。

落ち着いて仕事ができるという環境のほかに、特徴的なものは何かありますか?

高田:保育施設を備えているマフィスでは、お子さんを連れていらっしゃる会員様の負担をできるだけ減らしたいので、手ぶらで来られるようにタオルやシーツはこちらで洗濯しますし、おむつも持ってきていただく必要はありません。

また、お預かりしているお子さんだけではなく、ご家族やご兄弟も一緒に召し上がっていただける夕食を有料で提供しています。

このサービスは、かつて下の子は保育園で上の子が小学生だった時に、下の子は保育園で夕飯を食べることができますが、上の子にはご飯を作らなくてはいけなくて、「家族みんなが保育園でご飯を食べて帰れたら楽だろうな」と感じた、自分自身の経験を元にしたサービスなんです。

手料理でも外食でも子どもがご飯を残すのってストレスになりますよね。でも給食と似た味付けのものや食べたことのある食材だったら、子どもも気持ちよく食べられると思うんです。