4:陰性でも生理が来ないときに再チェックしない

これは、かならずしもNG行動というわけではありませんが、閉経前の女性に月経が来ないということは、身体の中でなにかトラブルが起きている可能性があります。

もし生理が遅れているのに陰性という結果が出たのなら、数日おいてまたもう一度再検査をするか、産婦人科を受診しましょう。

生理不順で生理予定日がはっきりしない、という場合は、性行為をした日から3週間後以降が目安。毎朝の基礎体温をつけていれば、次の生理までのタイミングがつかみやすくなります。

大切な「2つのルール」

この「4つのNG行動」をまとめたのは、アメリカで大人気のブロガー、オリヴィア・ヤングスさん。彼女自身、妊活中に初めて妊娠検査薬を使ったときのことをこう回想しています。

「説明書を何度も読んだにもかかわらず、自分は尿をかけて、待つというただそれだけのことを間違えるだろうと確信していました。結果は陽性でしたが、本当にそうだろうかという不安がぬぐえず、いらぬストレスを抱えてしまったのです」

そして、周囲の妊娠・出産経験者や医師に取材し、このNGをまとめました。

初めて妊娠検査薬で妊娠の有無を確認しようとするときは、オリヴィアさんのように戸惑い、不安を感じることもあるでしょう。結果がどう出ても、「本当にそうなの?」という気持ちにもなります。

だからこそ、忘れてはいけないことは2つ。

ひとつめは、説明書をしっかり読んで、その通りに行うこと。もうひとつが、陽性反応が出たとき、もしくは陰性でも生理が始まらないときにはかならず産婦人科を受診すること。

市販の妊娠検査薬はあくまでも参考。100%ではありませんし、陽性が出た場合も、正常な妊娠ではない可能性もあります。

まだ見ぬわが子からの最初のメッセージを見逃さないためにも、妊娠検査薬は正しく、上手に使いましょう!

ライター。業界紙、エンタメ系雑誌記者を経て、現在フリーランス。日々の暮らしに「へぇ〜」のアクセントを提供したいと日々勉強中。関心あるテーマは教育、お金、哲学。好きな本のジャンルは児童書・YAで、特技は物語の世界に入りこむこと。