夢はポールダンスで発電工場を作ること!?

どうしてこんなことを行っているのか? メガネさんに話を聞こうとしたところ、「パフォーマンスしながら質問に答えますよ」とおっしゃってくださり、急遽、観客の前での公開インタビューとなった。

青山健一さんがステージ後方に壁画を描く。それを照らすライトを灯すために、パフォーマンスして発電をするメガネさんに話を聞いた。

――なぜポールダンスで「自家発電」を行おうと思ったのでしょうか? 自家発電なら太陽光など他の方法もあったのでは?

それは私がポールダンサーだからです。以前から、踊りが生み出すエネルギーを別の形に変えられないかなと、踊りながら思っていたんですよ。

――この発電装置はメガネさんが作ったのですか?

いいえ。私には工学系の知識がないので、自家発電装置を研究している人を調べてメールで協力をお願いしました。断られ続けましたが、なんと岡山県の工業高校の先生が興味を持ってくれたんです!

――学校の先生とポールダンサー。意外な組み合わせですね。

一所懸命に書いた手紙に熱意を感じて下さったようです。ただ、作り方を教えてもらっても私には作れないので、最終的にはダンスのポールを送りつけて作ってもらいました(笑)

――今後の展開は?

今は発電装置がこれを含めて3台しかありませんが、これからは装置をもっともっと増やして大勢でパフォーマンスしたい。さらには、発電装置を体育館のような場所に100台以上並べて、ポールダンサーが24時間パフォーマンスして電気を作る、「発電工場」を作りたいですね。