子どもを伸ばす最大のコツは親自身が楽しむこと!

――なるほど、しかしずっと子どもに合わせてその時間見守るっていうのもなかなか大変そうですね……。

「そうそう、だから、お父さんやお母さんも楽しんじゃえばいいんですよ!

実は子どもに興味を持たせたいものがあるなら、親がそれを楽しそうに手に取ることが一番効果的なんです。

図鑑に興味を持たせたいなら、親が図鑑を楽しそうに読むとか。親の興味のある図鑑をまずは買ってみるっていうのも良いですよ。

親自身も何かに興味を持てるってことは本当にメリットだらけで、子どもの好奇心を育てるきっかけになるのはもちろん、親自身の趣味の幅が広がったり、外に出て行くきっかけになったりして、結果的に認知症予防になったり。

図鑑を子どもに与える場合も、それ以外の場合も何でもそうだけど、無理矢理やらせるのではなく、まずは親が物事を楽しむことが、結果的に子どもの人生の可能性を広げることにもつながるんですよ。」

図鑑は、世の中に対するあらゆる好奇心のきっかけ!

子どもを賢い子に育てたいと思った時に必要なのは、親がきっかけを作り好奇心を広く持つ可能性を広げてあげること。そして親自身も人生を楽しむことなんですね!

今回インタビューした、瀧靖之教授の著書『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ』には、脳科学の観点から考えられた、子どもの可能性を広げるテクニックが満載。

「子どもはのびのび育てたい!だけど賢い子にもなってほしい!」と考える欲張りなお父さんお母さんのバイブルになるはずですよ。

ライター&エディター。マーケティング、広告関係の職種を経て、出産をきっかけにライターに。現在は女性向けや子育て関連等のwebメディアでライター、エディターとして活動し、2歳児のマイペースな息子にのんびり育児を実践中。猫と焼肉とビールをこよなく愛するテンプレート小市民。