キッチン家電、こんな扱い方はNG！
続いて、これらのキッチン家電それぞれについて、寿命を縮めてしまいかねないNGな使い方を教えていただきました。
1.オーブンレンジ（電子レンジ）は置く場所に注意
くくる「置く場所は取扱説明書で確認すること。庫内が熱くなるスチームを使用するレンジは、取り扱いには特に注意が必要です。塗装が剥がれると地金が出て、スパークを起こし危険です。プレートを出し入れするときなどは丁寧にしましょう」
2.ハンドブレンダーは放置せず、すぐに洗浄
くくる「使ったままの放置は雑菌がつくため、すぐに洗うこと。本体は水洗いできないことがほとんどなので、汚れを溜めないよう、すぐに拭き上げましょう」
3.食器洗浄機は下洗いを怠らないで
くくる「食器は必ず下洗いをして入れること。フィルター掃除は毎回すること。入れてはいけないもの、例えばクリスタルガラス製の食器、高級漆器、金・銀メッキ、木製、デザインがあるものなどを把握して避けましょう。
また洗剤は食洗機用ものを使うことも大切です。そしてお椀などは下向きに入れず、食器は斜め下向きになるよう入れるのが基本です」
4.ホットプレートは揚げ物には使わない
くくる「金属ヘラが使えるものか要確認。プレートのフッ素樹脂加工のはがれにつながることもあるようです。また揚げ物には使わないことも覚えておきたいところです。
お手入れは取扱説明書に従い、金属たわし、ナイロンたわし、歯磨き粉、ブラシ、メラミンスポンジ、スポンジのナイロン部分などは使わないようにすること。また汚れをそのままにして置くと、焼きついて取れなくなりますので、使用後すぐに先ほどの方法できれいにしましょう」
普段、慣れ親しんでいるキッチン家電だからこそ、それぞれの使い方はもちろん、お手入れ方法も合わせてマスターしておけば、安全かつ長持ちも実現します。ぜひ参考にして、習慣付けるのも良さそうです。
【取材協力】くくるさん
掃除と料理とマルチに活躍する「タスカジさん」。長年の主婦経験に加えて、大手家事代行会社で研修をしていた経験も持つ、家事のベテラン。効率よく行う掃除のテクニックとあたたかい家庭料理で、依頼者からの信頼も厚い。
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