確実にやり切る課題を用意する

スキルアップすると決めた直後にやりがちなのが”欲張りすぎ”です。

最初から全力で勉強をはじめてしまうと息切れして、結局は早々にギブアップする結果になります。

ですから、休暇の間に確実にやり切れる分だけ、課題を用意するのがおすすめです。

確実にやり切れるだけの課題を積み重ねると、達成感が得られ、継続の励みにもなりますよ!

生活パターンを崩さない

お正月休みは特に、だらだらしたくなりますよね。お祝い気分で、実家の両親につきあって朝から美味しいお酒を飲むという人もいるのではないでしょうか。

でも、今年こそスキルアップすると決めたら、ダラけたお正月は過ごさないようにしましょう。

大晦日でも元旦でも、朝は早く起き、普段なら仕事をしている10時間近くを勉強に充てるよう意識します。

世間が浮かれた雰囲気の中、自分を律して勉強に勤しむのは苦しいようにも思えますが、結果的には、充実した休暇を過ごしたと実感できるはずです。

また、生活パターンを変えないことで、休み明けにダラけた生活を普段通りに戻す苦労もなく、いいこと尽くめです。

テキスト・過去問・ノート

実際に勉強を始めると、いろいろな教材に目移りしてしまうと思います。書店に行けばさまざまな教材が並び、アレもコレも欲しくなりますが、冷静になりましょう。

先日、6年近い受験期間を経て司法書士試験に合格した人が「新しいテキストが発売されるたびに我慢できず、いろいろ買っていました」と反省していました。

いろいろな教材を使うデメリットは、情報が集約できない点です。複数のテキストを使うと、テキストに重要な書き込みをしても「どのテキストに書いたっけ?」と、自分でもわからなくなってしまうのです。

筆者の勉強の基本スタイルは、一冊のテキストと過去問、自分が間違えた部分を記録するノートだけを使う方法です。

まずは、テキストのどのページのどの辺りに、何が書いてあるか覚えてしまうくらい読み込むことをおすすめします。

筆者の司法書士試験のテキストは、表紙が取れ、擦り切れてボロボロ。見るも無惨な姿ですが、愛しすぎて捨てられません。

いかがでしたか? お正月休みは、社会人がスキルアップする最大のチャンスです。

新しい年に、みなさんも一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。