3.ネガティブな悩み

「悩んでいるときは彼女に話しますね。アドバイスがほしいとか頼るより、共有したい気持ちが強いかも」(29歳/サービス)

本当は、本気で好きな女性の前でこそ男らしくて頼れる自分を見せていたい。男性なら誰もがそう思いますが、一方で自分の弱さや悩みも知ってもらいたいとも願っています。

弱い自分なんて知られたら引かれるかも、という心配を乗り越えて打ち明けるのは、受け入れてほしいからです。「これも自分なんだ」と示すのは勇気がいりますが、本気で好きな女性には隠したくない気持ちが強いのですね。

また、話すことで女性のネガティブな部分も打ち明けてほしいと思っています。受け止めるつもりであり、信用してほしい。それを伝えたいのですね。

ネガティブな自分も相手も共有することで、深い絆を結んでいきたい。

本気で好きな女性とは、心の結びつきを大切にしたいと思うのが男性です。

4.家族や親戚の話

「親とかきょうだいの深い話は好きな女性にしかしません。身内意識というか、知っておいてほしいと思う」(30歳/公務員)

気軽に話せそうな家族や親戚のことですが、本気で好きな女性に対してはより具体的に、自分がどんな家族と関わって生きてきたかを打ち明けるのが男性の恋心です。

「父親はこんな人で、厳しかったけどいつも遊んでくれた」「こんな親戚がいて、小さい頃は憧れだった」など、家族や親戚の深い話は自分の生き方にまつわる大切な部分。

それを話せるのは、女性が家族のように近い存在であると自覚できるからです。

中には、家族関係がうまくいっていなくて好きな女性には話しづらいと言う男性もいます。それでも、本気で好きな人にはそんな自分の環境を打ち明けたいと思うのが男性心理であり、遊びの相手には決してできません。

また、本気で好きな女性の家族や親戚についても深い興味を持っていて、ふたりきりのときなどあえて話題にするのも本命視している女性だけ。

個人的な情報を共有したいと思えるのは、心から信頼できる人、本気で好きな女性だからです。

男性が「本命ちゃん」にこそ話す話題には、どれも具体性があります。

適当に受け流して終わるのではなく、言葉でしっかりと気持ちを伝え、また女性の気持ちも受け止める意思があるのですね。

本気で好きな女性には、ほかの人と態度を変えることで特別な存在だと伝えるのも男性心理ですが、言葉でもその思いを隠しません。

それだけ真摯に女性と向き合っている心の証だと思いましょう。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line