“育てにくい子”がみるみる変わる魔法の言葉は?

自分の子どもが、落ち着きがない、こだわりが強いなど「よその子よりも育てにくい…」と感じているママもいるかもしれません。

そこで脳科学の視点から、いますぐできる2つのことをご紹介します。

脳科学者の片野晶子先生の著書『育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』では、ママも楽になり、子どもも伸びる言葉かけのコツをすすめています。

最初は以下の2つから始めてみてください。

1.過去のわが子と比べてほめてあげる

片野先生は著書の中で「比べる相手はどこかの誰かではなく、過去のお子さん自身」と述べています。

たとえば「ほめて育てたいけれど、うちの子はできないことばかりでほめることがない」と感じているママもいるかもしれませんね。

でも、昨日や1週間前、1か月前のわが子と比べてみてください。気づかないうちにできるようになっているはずです。

 2.目標を少しずつ設定してあげる

子どもが成長し、少しずつできることが増えてくると、目標を設定することも増えてきますよね。

でも、親が高い目標ばかりを立て、なかなか子どものことをほめないと、子ども自身も頑張った自分に対して厳しい評価をしてしまいます。

片野先生も、「そばにいる大人が、目標を細かく設定して、少しずつこなしていくようにアドバイスすれば、だんだんと成長できるようになります」と述べています。

無理のない範囲で子どもにあった目標を設定してあげましょう。

小さな “できた!”を積み重ねることで、自己肯定感も高まっていきます。

 →詳しくはこちらの記事「育てにくい子”がみるみる変わる! 自己肯定感が高まる魔法の「言葉かけ」」(島津優理子)を読んでみてください。


ありのままの子どもの姿を認めて、言葉にする。

それによって、子どもは親の愛情を自信につなげ、自分自身を大切にして前向きな人生を歩めるのではないでしょうか。

ぜひ口下手なママも声に出してみてくださいね。

 コピーライター/ライター。都内の広告事務所にてマス媒体を中心とした広告制作に携わった後、大手テレビ通販専門会社などを経てフリーに。現在は広告のほか、Webや紙媒体で子育て、教育、コスメ、グルメなどの情報を発信。男の子2人の母でもある。東京下町育ち。猫派。ビストロと大衆酒場が大好き。