インフルエンザの流行が全国的にはじまるこの季節。

東京都では、2016年11月24日にインフルエンザの流行開始とともに、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の「流行警報」も発表され、いよいよこの時期がやってきたな、と思うママも多いかもしれません。

さて、みなさんはインフルエンザ対策はしていますか?

今回は、ママたちのインフルエンザ対策事情と実践したい"内側"からのインフルエンザ対策についてご紹介します。

ママたちは昨シーズン、インフルエンザに感染した?

毎年流行するインフルエンザ。妊娠中または小学生以下の子どもがいるママたちはかからずに乗り切った?それとも感染した? 実際はどうなのでしょうか。

「womedia Labo*(ウーメディア ラボ)」の調査によると、昨シーズン(2015~2016年)のママたちのインフルエンザ感染率は、約8人に1人(13%)が感染しているという結果に。

特に、子どもが4~6歳のママはもっとも感染率が高く、その割合は約6人に1人(17%)となっています。

womedia Labo*(ウーメディア ラボ調べ)

さらに「昨シーズン、周囲でインフルエンザに感染した人がいる」と回答したママは53%にのぼり、具体的には、子どもが51%と最も多く、ついで、子どもの友達、夫、ママ友、職場の人と続きました。

子どもからの感染だけでなく、仕事などで多数の人と接触する職場や夫を通してかかることもあり、周囲には多くの感染経路があることがわかります。

家族全員が時間差でかかった経験がある人もおり、そうなると、通院や家事、仕事に大きな影響を及ぼし、何よりツライので、できれば予防したいものですね。

どんなインフルエンザ対策をしている?

それでは、ママたちは、実際にどのようなインフルエンザ対策をしているのでしょうか。


「手洗いをする」(88%)
「うがいをする」(76%)
「マスクをする」(66%)、
「予防接種を受ける」(47%)など、「外側」からの対策をあげる人が多い結果となりました。

womedia Labo*(ウーメディア ラボ)

一方で、「十分な睡眠をとる」(40%)、「乳酸菌を摂る(ヨーグルトなど)」(26%)など「内側」からの対策をおこなっている人は少数派でした。

インフルエンザ対策をできているかについては、「外側からの対策も、内側からの対策もできている」は34%、「外側からの対策はできているが、内側からの対策はできていない」は30%、「外側からの対策も、内側からの対策もできていない」は26%となり、内側、外側からの対策ができているママは3割程度となりました。