「ドンハは守ってあげたいと思わせる面と男らしさの両面を持ち合わせた役柄でした。ピュアなところを見せたかと思えば、恋人の前ではタフでロマンチックにもなる。そんなところが反響につながったのだと思います。僕としても、純粋な年下の彼氏の魅力を存分に伝えることが出来て嬉しかったです(笑)」

プレッシャーのかかる主演作をやり遂げたことで演技に深みが増し、ワンステップ成長出来たと言う。この作品で勢いをつけた彼は、続いて『キルミー・ヒールミー』に出演。血のつながらない妹リジンへの愛を密かに抱く兄リオンを繊細に表現し、再び視聴者を惹きつけた。主役を演じたチソンやリジン役ファン・ジョンウムとの相性もよく、作品は大きな反響を巻き起こした。

「リオンは一見軽く見えますが、実はとても思慮深い男です。この個性的な役に命を吹き込むため、表情から癖の一つにまで気を使いました。また現場ではチソンさんもジョンウムさんも常に笑顔で、本当に気持ちよく撮影できました。僕は演じるときに、相手の方を信じ、呼吸を合わせることを大切にしているのですが、お二人との息もすごく合って。だからこそコミカルなシーンも、より面白く演じられたんだと思います(笑)」

本作でさらに演技力を磨いたパク・ソジュンは、次作『彼女はキレイだった』で大ジャンプを果たす。次回はドラマでの彼の魅力をたっぷり紹介しよう。

★今回のインタビューに登場したパク・ソジュン出演作と役柄は?

2013年 SBS『温かい一言』
異母姉のミギョンを大切に想う弟ミンス役。ミギョンの夫の不倫相手の妹であるウニョンとの恋に苦しむ。

2014年 tvN『魔女の恋愛』
どんな仕事もこなすアルバイトの達人で25歳のドンハ役。39歳の女性記者ジヨンと出会い、一途な愛を捧げるようになる。

2015年 MBC『キルミー・ヒールミー』
世間に正体を明かさないミステリアスな推理小説家リオン役。血のつながらない双子の妹リジンを密かに愛し、見守る。

©韓流ぴあ

■パク・ソジュン
日本オフィシャルファンクラブ:https://fc.da-enta.jp/pasjfc/

同時間帯ドラマ視聴率1位を独走しMBC演技大賞を総なめにした超話題作!

『彼女はキレイだった』
DVD-BOX1(5枚組、第1~10話+特典映像約15分) 
1万7500円+税 発売中/レンタル中
DVD-BOX2(6枚組、第11~20話+特典映像約50分)
1万7500円+税 発売中/レンタル中
※韓国版全16話を全20話に再編集した日本版になります。
発売元:アクロス/TCエンタテインメント/TBS/ぴあ
【予告編】https://youtu.be/ER209-uruc0
【公式サイト】https://www.tc-ent.co.jp/sp/kanokire/
©2015 MBC

アジアンエンタメライター。香港映画『霊幻道士』に衝撃を受け、以来、香港・台湾・中国・韓国などのアジアのエンタメを追求中。雑誌「韓流ぴあ」、「月刊スカパー!」(ぴあ)のライターを務めるほか、「韓国テレビドラマコレクション」「K-POPコレクション」(キネマ旬報社)の監修も手掛けています。

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