相手を褒める
基本的に褒められて嫌な人はいません。言い方によっては、上から目線に聞こえるなど、地雷にもなり得るので、大事なのは「具体的な例」です。
「子どもの食事にもいつも気を使っているよね。離乳食や手作りおやつの作り方なんて本当に参考になるな。そういう細やかな気配りとか料理のセンス、羨ましいよ」など、できるだけ具体的なほうが本当に相手に感心していることが伝わりやすくなります。
相手(または相手の子ども)の好きなものを贈る
自分が好きなものを知ってくれている、というのは嬉しいもの。
とはいえ、高価なものを贈ると負担に思われる可能性もあるので、折に触れてちょっとしたものでいいんです。
「娘ちゃん、果物が好きでよく食べるって言ってたよね。実家からたくさん送られてきたから、少しおすそ分け」というくらいの気軽なイメージです。
感謝する
簡単そうに見えて難しいのが、この「感謝する」という行為なのだそうです。
「ありがとう」を伝えるだけなのに、つい「すみません」と言ってしまうことも、ありがちですよね。
感謝を伝えるのにも、先程の褒めると同じように「具体性」が大事です。
根本先生は、「ありがとう」を口癖にするだけでも人間関係が変わる、と言います。これなら、すぐに実践できそうですよね。
こういった与える姿勢は人間関係の「貯金」となって、相手の心に溜まっていくそうです。貯金があれば、もし地雷を踏んだとしても「いつもよくしてもらってるから、このくらいは許そう」とあまり責められなくなりますよ。
まとめ
子育てのストレスを軽くするためにも、ママ友との付き合いは重要。
「人間関係がスーッとラクになる 心の地雷を踏まないコツ・踏んだときのコツ」には、さらに多くのコミュニケーションの事例が載っています。ママ友付き合いに不安がある方は、本書を読んでその不安が少しでも軽くなればと思います。